とうとう来たかという感じです。
今日の北海道新聞1面に「木古内~江差 廃止方針」との見出しが。
JR北海道 木古内-江差廃止方針 14年にもバス転換 来月地元に申し入れ
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/394476.html
新幹線開通前の2014年春にも廃止したい方針とのこと。
現在江差から函館方面に行くにはバスもあって、時間も料金もそう変わらないのですが、いずれにしても乗らないと無くなってしまうのは当然の話で、残すには積極的に江差線を利用していくしかなかったのでは。
新幹線開通後は、函館~江差間のバスは多分新函館(仮)駅経由になると思うので、江差の人が新幹線を利用するときは、北海道にしては急カーブの続く道道で木古内へ出るよりは、新函館を利用することになるのでしょうか。
せっかく江差、松前方面にある9つの町で、新幹線木古内駅の活用協議会を作っているのに、木古内~江差の代替バスが頼りないと活動が尻すぼみになってしまいそう。
江差線が廃止されると、檜山支庁は唯一鉄道のない支庁になってしまいます。
あまり景気のいい話が聞こえてこない檜山地方が、ますます衰退していきそうな予感。
コメント
江差線末端の廃止は、整備新幹線建設に伴うJRからの並行在来線分離の原則からすると20年以上前からの規定路線です。
電化区間を三セク化すれば、末端の非電化区間はお荷物になるのは誰にもわかります。
国や自治体が何も対策せずに、先送りしていたつけですね。
沿線自治体のコメントを見てると、もう諦めているのか、関心も無いのか…
乗って残そう的なアクションをしている様子もなさそうです。
ローカル線といえど、鉄道がなくなると街の寂れっぷりに加速がかかる気もするのですが。