市電の函館どつく前近くの旧西小学校、現在の弥生小学校から元町方面と外国人墓地方面に向かって、お寺が立ち並んでいます。
その中で、もっとも古い1633年建立の高龍寺です。
1910(明治43)年に建てられた総ケヤキ造りの山門です。
山門としては東北以北最大で、欄間などの装飾や彫刻が見事です。
入ってすぐの金毘羅堂の鬼瓦と手水には金刀比羅宮の丸金の社紋が入っています。
下から手水を持ち上げているのは誰でしょうか。
1900(明治33)年に建てられた本堂です。
中はとても静かで落ち着いたひと時を過ごしました。
外は防火のためレンガ塀で囲まれています。
イギリス積み(右下の色が濃いところ)とフランス積みが混じっています。
異国情緒あふれる元町界隈から少し足を延ばして、お寺巡りをしてみるのも面白いかもしれません。