雪庇落とし

冬になり屋根に雪が積もると、自重などでだんだんと雪がずり落ちてきて、放っておくと屋根から雪庇がはみ出してきます。
昼に溶けた雪が夜になると凍る繰り返しでつららも出来、大きいつららが落ちると下に人がいたり車を置いてたりすると事故の原因にもなります。写真ではわかりづらいですが、ウチの換気口フードは2つともつららの直撃を受けて割れています。過去には表側にある雨どいも落雪で破壊されました。
これまで雪庇落としは部屋の中から竹の棒で落としていたのですが、屋根の端のほうだと届かない場所もあったので、先日屋根の雪庇落としマッシーンを購入しました。先端にギザギザが付いた2m強のアルミ棒と同じく2m強の延長パイプがセットになっていて、これを2本繋げて先を伸ばすと最大6mまで伸びるのでウチの屋根でも届きます。
棒の長さも6m近くなるとちょっとフラついて不安定になりますが、先端をうまく屋根の端に当ててちょっと突くと面白いように雪庇が落ちてきます。その時によって少しづつしか落ちなかったり、一突きで端から端まで一気に落ちたりして意外と楽しい。
これからは定期的に落としていかないと。
他にも冬の時期になると、トタンのジョイント部などから家の中に雪解け水が浸み込んで雨漏りのようになる「すが漏り」という現象が起きることもあるので要注意です。すが漏りは軒天部分からつららが下がったり、部屋の天井にシミなどが出来ることでわかります。
今のところすが漏りは大丈夫そうですが、築年数も経っていてどこに不具合が出るかわからないので特に冬は気をつかいます。