2013日本縦断その6 久々の鉄旅

鹿児島からは、何十年ぶりかで青春18きっぷを買って列車で北上することにした。
自転車は与論からヤマト便で実家に送ったのだ。
列車を乗り継ぎ、吉松からは「しんぺい」という観光列車に乗る。

どの駅にも桜が植えられていて、どこも満開だった。

真幸駅では派手なお見送りも。
このお見送りテレビで見たことあるなあ。
テレビでは確か近くの幼稚園児?がお見送りをしていた気がするけど、春休み中だからか今日は大人だけ。
各駅では停車時間をある程度とってちょっと散策できるようになっていたり、大畑のループ線がよく見えるところで停車したり楽しい1時間だった。
ただこの列車は多分1人じゃないほうがもっと楽しいと思う…特に混んでる時期は…

人吉に着くと、駅裏の転車台でちょうどSLが方向転換する時間で見学自由ということで行ってみる。
すぐ目の前で見るとテンション上がるね。カッコイイ。

人吉市内をブラブラ歩きまわって

桜島のゲストハウスで人吉行くならここ行っとけ!と言われたギョーザのお店へ。

中に入ると壁一面に名刺やら写真がびっしり貼られていてメニューはどこにもない。
3人前食べるのがデフォと聞いていたので、とりあえず3人前を注文。
他のお客さんは黙々と食ってるし、ビール欲しいけどあんまり頼める雰囲気じゃないなあと思いながら待っているとギョーザがやってきた。
食べてみると確かに美味しい。
15時過ぎという中途半端な時間にこの量だったので正直多いと思ったけど、一気に食べてしまった。
これで600円は安い。

人吉からは「くま川鉄道」で移動。
ちょうどKUMA1、KUMA2という特製車両に乗ることが出来た。

今日の宿は「ブルートレインたらぎ」。
昔「はやぶさ」に使用されていた車両に泊まることが出来るのだ。

あてがわれた部屋はB寝台ソロの上段。正直狭いw

中はほぼ当時のままの設備で、独特の臭いも含めてどこか懐かしい感じ。
すぐそばにある温泉の券がついて3000円。大満足。
ただ車で来る人が多いようなので「くま川鉄道」の増収につながっているかは?

人吉から球磨川に沿って八代へ向かう。
低い雲と流れがないように見える川が山水画のような眺め。

さて熊本までは来たけど、ここからどこに行こうか…
そのまま北上するか、大分から四国へまわるか、北上するなら素直に山陽本線を進むか山陰をまわるか…

久々に四国行ってみたいな…
ということで熊本城から水前寺に移動して豊肥線を進むことに。

阿蘇から豊後竹田までは去年の豪雨でJRが不通なので代行バスで移動。
車窓からもがけ崩れの跡などがよく見えた。
観光的には完全に分断されてしまっているのか、バスには僕1人しか乗っていなかった。

この日は別府のゲストハウスに泊まることに。
別府に来たらやっぱり温泉でしょ。
ということでゲストハウスからも近い「竹瓦温泉」へ。
この立派な外見にも関わらず入浴料は100円。
いい湯だった。

熊本県はどこを見ても「くまモン」ばっかりだった。
お土産に限らず、スーパーに入るとくまモンの歌が流れ、食品のパッケージにも、飲料の紙パックにもくまモン…
ゆるキャラにはあまり興味がないけど、完全に洗脳されたw