朝市・ナナカマド・クリスマス・摩周丸

約1か月ぶりに函館の街まで行ってきました。
今月は中旬以降あまり外に出ない状態が続いていたのですが、ツイッターを眺めていると「明日は函館朝市どんぶり横丁ワンコインセールです!」とのツイートが流れてきて、そういえばしばらく街にも行ってないし、せっかく行くならちょっと散策でもしてくるか。という気持ちになったのです。

ということで、七重浜からバスと市電を乗り継いで函館駅前まで来ました。

着いたのがお昼近かったので、早速どんぶり横丁へ。
10数軒の食事処が並んでいて目移りするのですが、ここはやっぱり「茶夢」さんにしようかな…
中は空いても混んでもなく、2人がけのテーブルに座って「ワンコイン丼」を注文します。

しばし待つと…
「茶夢」さんは普段でも小皿が多くおトク感があるのでウチにお越しの旅人さんにもおススメしているのですが、ワンコインでもこのクオリティ。
でも何かが足りない…

間違い探しではありません(笑)。
この魅惑の小皿群を見れば…この結果は言うなれば必然…
あ~車で来なくてよかった(笑)。
ビールを追加注文するとホッケの頭と肝臓と卵の突き出しがさらに追加されました。
ビールと合わせて1000円で昼間からご機嫌さんです。

朝市を出て、函館市役所へ。
エレベーターで6Fに上がると秘書課の横にこの夏のGLAYのライブで使用されたフラッグが展示されています。
Gの字のあたりにはGLAYの4人とドラムとキーボードのサポートをしたメンバーの6人分のサインが書かれていると、ちょうど居合わせたGLAYERの方に教えていただきました。
ちょうど対面にはGLAYのサイン入りギターも展示されていて、展示物を見ながらあの頃のことを懐かしく思い返していました。

市役所を出てなんとなく山のほうへ向かいます。
大三坂に来るとナナカマドの真っ赤な実が目につき、ホントは電車通りをブラブラして赤レンガ倉庫方面へ行くつもりだったのですが、もっとナナカマドの並木を見たくなったのでちょっと坂を上がってみます。

この眺め、癒される。
やっぱりこの辺はいつ散策しても絵になるな~

八幡坂ではイルミネーションを設置している真っ最中で、試験中なのかもう点灯している木もありました。

赤レンガ倉庫では、12月1日~25日までクリスマスファンタジーが開催されるのでディスプレイの準備も着々と進んでいました。

だいぶ函館駅に近づいてきました。
現在絶賛解体中の旧シーポートプラザ脇には以前、イカ踊りの振付を描いたプレート的なものが設置されていて上には歌詞も書いてあったのですが、年を追うごとに痛んできて歌詞は消えプレートも色あせて、切なさすら感じられるスポットになっていました。
ここは駐車場になると聞いたような気がするのですが、どこかにイカ踊りプレートが復活しないものかとちょっと思いました。

まだ時間も早いので、久しぶりに摩周丸に入ってみました。
上へ下へと正直ちょっと疲れるくらい見学が出来た八甲田丸に比べて見学スペースが少ないように感じます。
多分何かの事情があって一般公開してないスペースが多いのだと思いますが、せっかくの設備を何とか活用出来ないものかとも思うのです。

グリーン船室などは運航当時のままで残っているように見えます。
ここは曇って見づらいガラスに顔を近づけてようやく見られる感じで、せっかくの設備がもったいないと感じます。

最近チラッと函館市で摩周丸は廃止を含めて検討するという記事を見たので、今後の行く先が心配です。
せめて少しでも売上に協力、ということで入口のショップで連絡船や海峡線のグッズをこまごまと購入して今日はシメとなりました。

コメント

  1. 横浜の より:

    私、帰りは八甲田丸を観て帰りました。
    鉄ちゃんじゃない私にも、鉄道が四列船内に入るギミックには感動を覚えました。
    いまの若い人には青函連絡船の偉大さを知らない方が多く、埋れた産業遺産だと思います。
    ^o^