新函館北斗駅一人見学会

開業まで残り300日を切った北海道新幹線。
当面の終着駅、新函館北斗駅は駅舎も外観はほぼ完成しています。
今のところ駅前の整地された区画には何もありませんが、開業までには少しは……何か出来るのかな?
ここはもともと函館本線の渡島大野という小さな駅があったところで、これまでは新幹線駅の横にあった在来線ホームを使用していました。
新函館北斗駅に来たのは約1か月ぶりですが、これまで使われていたホームへ行く仮設入口は工事関係者専用の通路になっていて、代わりの仮設通路が出来ていました。
矢印に沿って進むと新函館北斗駅舎の前まで来ました。
これ……このまま中に入っていいのか……
勝手に工事現場へ侵入したような若干の背徳心を抱きながら駅舎の中へ。
仮設の仕切りの向こうには新幹線駅のエレベーターが見えます。
両側がベニヤで仕切られた通路をしばらく進むと、ホームへの降り口がありました。
ここまで来たら行ってみるか……
ということで、札幌方面行きのホームへ。
この仕切りの向こう側が新幹線ホームになっていて、階段の上り降りをしなくても乗り換えられるようになっています。
新幹線から札幌方面へ乗り継ぐのは便利そうです。
このホームの函館側には行き止まりの線が。
ここが「はこだてライナー」の専用ホームになるのかな。
ホームが短く見えるけど3両だし……
3両で輸送力は大丈夫か?とか、普通車はロングシートでも快速エアポートみたいに半両でも「Uシート」的な座席を付けられなかったのか?とか思うところはあるけど、決まったことは仕方ないね(´・ω・`)
実際はバスとかレンタカーにもうまいこと振り分けられる計算なのかなぁ。
反対側の函館方面のホームにも行ってみます。
こちらからだと新幹線には跨線橋を渡って乗り換えることになるけど、交換がなければ函館行き特急でも新幹線側のホームに着くのかな?
こちら側にも、まだ使えないけど駅の裏口的な入口がありました。
ちょっと離れたところから駅の全景。
大正時代のレールなどを骨組みにしていた跨線橋が撤去されている……
駅前に置かれることになったレンガ造りの石油庫のようにきっとどこかに保管されてるのでしょう。
ここまで来てこれだけで帰るのもなんなので、ちょっときじひき高原へ。
今年から立派な展望施設が出来ています。
展望施設にはちゃんと景色の説明板もあります。
この日は雲が低く、天気がよければ駒ヶ岳の横に見えるはずの羊蹄山は見えず。
津軽海峡方面はちょっと雲海になっていてこれはこれでいい眺め。
函館方面がよく見える無料の双眼鏡が嬉しい。
細かい話だけど、展望施設内の自販機のコーヒーは100円でした(笑)。
きじひき高原に行く途中の道では、メロディー道路を作っていました。
上り下りで北斗市ゆかりの曲を2曲分作るとのこと。
1曲はきっと三木露風のあの曲だろうけど、もう1曲は何だろう?
北海道北斗市きじひき高原にメロディーロードを整備(共同通信PRワイヤー)
きじひき高原の帰りに寄った八郎沼公園ではスイレンが咲いていました。