函館アリーナの個人向け見学会に行ってきた

先週末の3連休からいよいよ夏シーズンの本番がスタート。
連休の間はほぼ外にも出られず、フェイスブックや当ブログも少しの間放置状態となっていました。
3連休も明けて少し旅人さんも落ち着いてきたので、函館アリーナで開催されている個人向けの見学会に行ってきました。
ちょうど1年前、GLAYライブのこけら落としからスタートした函館アリーナ。
オープン当初は誰でも中を自由に見学できたのですが、自由すぎたが故のトラブルが生じたこともあって、9月頃からは運営元の函館市文化・スポーツ運営財団が月2回くらいのペースで一般向けの施設見学会を開催していました。
が、オープンから1年がたち、市民の間にも函館アリーナが浸透したのではということで、今日7月20日の見学会が最後となりました。
13時から館長さんの案内でメインアリーナ、サブアリーナ、武道館、会議室、スタジオなど、館内をくまなくまわります。
参加人数は7名。少ないほうだとおっしゃられていました。
メインアリーナは2階席が500人×4面で2000人。下に3000人の最大5000人収容できるのですが、GLAYライブの時はステージ裏の2階席は使えず、下もステージの設置等の関係で合計4000人規模になったとのこと。
メイン通路のランダムなライトの配置は函館山の夜景をイメージしている…コンサートは準備に2日撤収に1日かかって、2daysにしないと元が取れないのでアーチストのコンサートは正直難しいところがある…
8月の相撲の収容人員は4800人で、土俵の土台は発泡スチロールで作って上に森町から砂を持ってきてかぶせる…天井の梁までの高さ12.5mはバレーボールの国際基準に合わせている…
床材に使っているタラフレックスという素材のアリーナ部分とスタジオ部分の厚さへのこだわり…キッズルームは唯一無料で使える設備だが、利用条件が厳しいのでもう少し何とかなれば…
メインアリーナとサブアリーナの音響の違い、傷つきやすい壁材、少しわかりにくい案内表示……
などなど、これでもほんの一部な位に、細かい裏話がてんこ盛り(笑)。
1階ロビーの誰でも入れるところにはGLAYライブで使用されたギターや、
小田和正のコンサートを記念したサイン入りのTシャツなどの記念品が展示されています。
他にも、ここで試合をしたレバンガ北海道などのユニフォームも展示されていました。
記念品が展示されている後ろのレンガは、以前安田倉庫を解体したときに保存していたモノの再利用だとか。
明治7~10年の刻印がしてあるので、元町公園の中にある函館支庁の書籍庫と同じ茂辺地産のレンガですね。
外には、以前市民会館の前にあった花時計や、すぐ横の公園にあった平塚常次郎の像なども移設されています。
オープンしてから1年もたつのに、函館アリーナに来たのは今回が初めてでした。
七重浜にいると、なかなか湯の川方面に来ることがないからなぁ……