函館山の散策に行ってきた

今日から14日まで休館としましたが用事は明日からなので、久々に函館山に行くことにしました。
七重浜からバスで函館駅前まで来ましたが、昼食はノープラン。
朝市を覗いてみたのですが、ピンとくるお店もなく……ということで、以前から一度は行かねばと思っていた朝市向かいのラーメン店「かもめ」へ行くことに。
ここはGLAYのTERUさんが帰省するたびに立ち寄るラーメン店ということで、GLAYERさんの中では聖地となっているお店です。中に入るとTERUさんのサインも飾ってあり、何回も来ているようです。ホタテ入りの塩ラーメンも薄味過ぎずちょうどいい塩加減でグー。
市電で宝来町へ移動。共通バスカード持ってくるの忘れた……
電停近くにある「千秋庵総本店」で途中で食べるおやつを仕入れます。
風格ある店内では、大正時代からの大時計が現役で動いていました。盤面にある屋号の金森森屋は、現在の棒二森屋の前身にあたる百貨店の名前ですが、どういう経緯をたどって来たかは不明とのことです。
大三坂の街路樹は少し色づき始めています。
函館山ロープウェイ山麓駅横にある標柱は、函館山が軍事要塞だった名残のモノです。標柱には「○○要塞第○地標」「明治三十二年」などの文字が見えます。標柱は他にも何か所かありますので、探してみるのも面白いかもしれませんね。
ロープウェイ駅からは旧登山道コースを登っていきます。薬師山方面に行ってみます。
薬師山砲台跡は石垣の崩壊具合が激しい場所もあるので、そのうち立入禁止になるかもね……
ロープウェイ山麓駅から約1時間で函館山山頂に到着。
この時点で予定より押していたので、ここでおやつタイム。
この後、千畳敷方面に行くつもりだったのですが、時間切れと判断してこのまま旧登山道を戻ることに。
帰り際に御殿山第2砲台跡を見ていきます。いつも横は通るけどあまり来たことがなかったり。
下りは少し気分を変えて汐見山コースより戻ります。
このコースはあまり展望の開けない尾根をひたすら進み、尾根の先端まで来たら一気に降りていくというキツイ割に見返りが少ないコースなのであまり人気もなく、コース中誰にも会いませんでした。
登山道終点の函館山ふれあいセンターの横に、青函連絡船の国鉄職員の殉職者慰霊碑があります。
ここはもともと空襲で殉職した職員が祀られていたのですが、のちに洞爺丸台風の犠牲者も合祀されるようになりました。
慰霊碑の横には、表に洞爺丸の船名と北見丸の船底の一部、裏に第十一青函丸の船名が埋め込まれた碑が建っています。
函館駅まで歩く途中で雨になりました。
千畳敷まで行ってたら山道で降られてたなぁ……
自分が乗った道南いさりび鉄道の車両と入れ替わりに入ってきた車両は、オレンジ塗装でした。
いさ鉄には何回も乗っているのですが、未だにながまれ号もオレンジ色の車両も乗ったことがありません……