翌朝。
旅の轍さんに車で追分駅まで送ってもらい、栗山へ移動。
駅横の交流施設には、栗山監督のバブルヘッド風の等身大人形が置かれているのがさすがというか。
栗山駅からは「高速ゆうばり号」に乗車。
栗山駅から小1時間ほどで、夕張駅前のマウントレースイバス停に到着。
追分からだと、もう1時間遅く出るJRの夕張行に乗る手もありましたが、それだと夕張駅の折り返しが8分しかなく、せっかく行くからにはゆっくり見てみたいということで、北海道中央バスに950円課金して来たのです。
早速マウントレースイのフロントで、JR北海道のご当地入場券を入手。これで奥津軽いまべつ駅以来、2枚目の入場券となりました(笑)。函館駅も新函館北斗駅も未だに買っていないし、全部集めようとまでは思いませんが……
500円ランチが魅力的なマウントレースイのレストラン、オムライスやハンバーグが美味しそうな夕張駅併設のカフェ、駅に隣接しているバリー屋台と、思いのほか多い選択肢の中から、今回はバリー屋台でお昼をとることに。
中は屋台村風になっていて、どの店からも注文が出来る方式になっていました。ピリ辛ジンホル定食は、その名の通り辛めのタレでご飯が進みました。
そうこうしているうちに、列車がやってきました。
鉄成分8割位で折り返します。
昼間から遠慮なく飲めるところが、鉄旅のいいところですね。
追分で苫小牧行きに乗り換え。こちらは2両編成。
苫小牧からは、函館では見かけないキハ143形に乗ります。元は50系客車からの改造というだけあって、旅情が感じられます。
やっぱり国鉄型車両の内装は落ち着くね。
東室蘭からは下校の高校生に囲まれつつ長万部行きに乗り換え。
北舟岡駅。ホームの間際まで海が迫っています。この日は雲が厚く夕焼けは見られませんでしたが、晴れるときっと夕日がキレイなはず。
ところで、この日はずっと苫小牧運転所の車両に乗ってきたのですが、函館運転所の車両に比べて塗装の剥がれや、この写真でもわかるように窓の汚れがものすごく気になりました。ここまで全ての車両がこんな感じでした。
塗装はともかく、車体の洗浄とかはしないのかな……薄汚れた車両が健気に走っている様子は、見ていて切ない気持ちになります。
まだ18時前後ですが、もうすっかり暗くなりました。長万部に着いたときは10人以上乗っていたので、みんな同じ列車に乗り換えかと構えていたら、乗り換えたのは自分と、夕張からずっと同じ行程で動いているナイスミドルの2人だけ。
ここから函館の車両になりましたが、キレイさが明らかに違うのは気のせいではないと思います。
窓からの景色もクリアになりました。
帰りも特急の通過待ちで、森で30分近くの長時間停車。
駅構内に104ピザがある!
着いてから注文しても間に合ったかもね(笑)。
21時20分函館到着。お疲れ。
七重浜へのラストは道南いさりび鉄道の白色車両で。
ちょっとキツイ時もあったけど、全体的に空いていたのでまずまずの旅でした。