日帰りでカブツーリング

久しぶりのブログです。

今夏はおかげさまで忙しく、なかなか外に出る時間が取れませんでした。

そんな中、1日時間が取れそうな日があったので、カブでちょっと遠出しました。

まずは、長万部の水柱へ。すぐ横でなにかの作業をしていたので、まもなくこの光景も見られなくなりそうです。

水柱を見に行くのにバイクを停めた長万部町民センター内にある鉄道村へ。

長万部町内にあった駅の駅名標や昔の行先幕などが置かれています。

昭和30年代までは静狩駅前にも金鉱山があって、賑わってた時期があったんですね。

今は何も残ってなさそうですが、そのうち見に行ってみたいものです。

八雲まで戻って昼食。駅前の「伊勢屋」さんで豚天丼。

薄切り豚肉の天ぷらという、ありそうであまりなさそうな天丼。天ぷらはサクッと歯ごたえもよく美味しい。

ホクレンのセルフスタンドは、小銭で給油できるところが多いのが嬉しい。

投入はお札のみのセルフスタンドばかりだと、財布がだんだん小銭で重くなってくるのです……

八雲駅西側の八雲町郷土資料館へ。

八雲町は、尾張徳川家が開拓使から土地の提供を受け開拓を始めたのですが、開拓者の生活費用などは徳川家の負担で行われました。なので、北海道開拓の歴史にありがちな掘っ立て小屋ではなく、かなり立派な家に住んで開拓を始めた様子がよくわかります。

八雲にも鉱山があったんですね。

郷土資料館と同じ建屋にある「八雲町木彫り熊資料館」へ。

木彫り熊といえばどうしても昭和のご家庭には必ずあった、鮭を口にくわえた木彫り熊のイメージが強いのですが、スキーをしている熊やモッコを背負った熊などいろいろな表情があって欲しくなりますね。

今まで来たことがなかったのですが、ここおすすめ。

ハーベスター八雲の向かいにある丘の駅に寄り道。

お目当ては八雲町限定のカントリーマアム。

なんでもペコちゃんは、八雲町の酪農家の娘さんがモデルになっているという伝説があるらしく、過去には八雲町限定パッケージのミルキーが販売されたりもしました。欲しかったけど、行く時間なかったんだよね……

八雲からは山を越えて一気に江差へ。

青看板には未だに江差駅の表示が。

江差駅跡。駅舎とホームがあった場所は町営住宅が建っていますが、駅前ロータリーや運送会社の建屋、「江差停車場線」「江差駅前通り」と書かれた標識などが残っていて、なんとなく当時の雰囲気は感じられます。

道の駅「上ノ国もんじゅ」へ寄って、帰ります。

江差線跡も道路になったり、それとわかる駅跡もだんだん減ってきているので、少しでも記録をと思い、毎回同じような場所で写真を撮っています。

江差線の廃止区間で吉堀、桂岡、中須田と、3駅あった車掌車を改造した待合室も、吉堀駅以外は撤去されてしまいました。

木古内の道の駅で「こっぺん道土」の塩パンをお土産にと考えていたのですが、惜しくも完売。

夕食は「上ノ国もんじゅ」で買った「かにめし」。

茶碗1.5杯くらいの量で500円。他のおかずと組み合わせて、ちょうどいい量でした。