無料のバスに乗って

函館から大沼へ向かい、大沼からは駒ヶ岳の麓を噴火湾まで進むと、鹿部という町があります。
函館市内から車で約1時間くらいの距離ですが、来年1月末までの土日祝日限定で、函館駅から1往復、新函館北斗駅からは2往復の無料シャトルバスが運行されています。
せっかくの無料シャトルバス、これは一度乗ってみないと。と思いつつなかなか時間が取れなかったのですが、昨日ようやく行くことが出来ました。
朝一のバスは函館駅から出るので、道南いさりび鉄道で函館へ。
いきなりオレンジ塗装の車両とは幸先(・∀・)イイ!!ね。
バスターミナルの乗り場はJRの駅から一番遠い8番乗り場ですが、待っていたのはゴージャスな観光仕様のバス。
でも結局、自分とご年配の3人組のみで出発。
乗ると、アンケート用紙とクーポン付きの別のアンケート用紙、バスの時刻表と鹿部町の観光パンフレットが入った袋が渡されました。そもそもこのバスは何で知ったんだっけなぁ……鹿部温泉観光協会のツイッターだったかなぁ……
駒ケ岳は上のほうだけ雲をかぶっていましたがまずまずの天気。
函館駅から約70分ほどで道の駅しかべ間欠泉公園に到着。
お昼になったので、早速道の駅のレストランへ。11月末までの期間限定で、噴火湾から襟裳にかけての海沿いで幻の魚「マツカワ」を食べるキャンペーンが開催されていて、看板メニューのたらこ御膳に500円プラスでマツカワの刺身が付いてくるということでそれを注文。
ご飯の上には大きなタラコ、ソイの煮付けとマツカワの刺身、どれも美味しいです。ちょっとビールが欲しくなりますがまだガマン(笑)。
食事のあとは、歩いてすぐの場所にある鹿部温泉の共同浴場「亀乃湯」へ。440円を払い中に入るといかにも昔の共同浴場で、気持ちよく入浴が出来ました。
風呂あがりに7-11でビールを買って、再び道の駅へ。
今度は第2の目的、温泉蒸し釜で一杯飲もうかと思います。
4種類くらいある中から「道産野菜と森産ひこま豚」を選択。バスでもらったクーポンを渡して卵ももらいます。
店員さんの案内で蒸し釜に野菜を入れ、温泉に卵を浸けること7分……
出来ました。
バスで来てるので心置きなくビールが飲めます(笑)。
豚肉も半熟状態の温泉卵もウマい。自分は7-11で缶ビールを買ってきましたが、道の駅でサッポロクラシック生を買うこともできます。
この後足湯につかりながら間欠泉でも見ようと思っていたのですが、時間切れになったので帰ることにします。
帰りのバスは新函館北斗駅が終点。
新函館北斗駅のコンコースには北斗市特産のマルメロが展示されていました。
駅前広場では新幹線開通以降ずっとイベントが開催されていたので、こんなに広々とした広場を見たのはもしかすると初めてかも。
新函館北斗駅からは、11月までの土日祝のみ1日2本運行というバスで久根別駅へ。通常は上磯の総合運動公園から大野の総合分庁舎を結ぶ北斗市南北間連絡バスが、土日祝のみ延長運転されている形なのですが、新函館北斗駅から乗ったのは当然のように一人。新函館北斗駅から久根別駅まで100円(!)だから、うまく使えば七重浜まで一番安く来られる手段なんだけど、来年以降どうなるのかなぁ……
久根別から七重浜へは「ながまれ号」に乗車。
これまでJR色以外乗ったことなかったのに、今日で2種類とも乗ることが出来てなんだかいいことありそう(・∀・)