初夏の大沼

急に暑くなりましたね。一気に夏が来た感じです。

当宿も来週以降はだんだんと外に出る時間が無くなってきそうなので、今のうちにとカブを引っ張り出して大沼まで行くことに。

城岱スカイラインの展望台から少し大沼寄りの、直線の先に駒ケ岳が見えるこのポイントがお気に入り。

大沼湖畔を一周。

一周道路の流山温泉近くのパーキングにカブを停め、湖畔に進むとひっそりと北緯42度の碑が立っています。

なぜか道路沿いには何の表示もないのであまり訪れる人もおらず、めったに人の来ない穴場的な場所になっています。

東大沼キャンプ場の横を通ってしばらく進むと、右側に大沼駒ケ岳神社があります。

割れている岩の間を通り抜けると、難関突破の意味合いから登山の無事や家内安全が叶うと言われている巨岩は、今は立ち入り禁止になっていました。崩壊の恐れがあるとかなんでしょうか。

大沼湖畔から直接大沼公園IC方面へ抜ける道は、以前は別荘地の中を右に左に縫うように走っていくちょっと走っててしんどい道でしたが、今は1kmほどの未改良部分を残して立派な道になっています。以前の道の痕跡が見当たりませんが、どこにいったんでしょうね……

駒ケ岳は見る角度によって様々な表情を見せてくれるのがいい。

お昼は国道5号線沿いの「高原食堂」へ。

昔ながらの食堂で食べるジンギスカン定食はしみじみと美味しい。

大沼に戻って今度は歩いて散策。

こういうカットを撮るときは、デジカメが欲しくなります。

特に遠くのモノを撮りたいときは、やっぱりiPhoneでは役不足というか。

広角だとiPhoneでもいい感じなんだけど。

いい天気だけど暑い!

スイレン・コウホネも見頃で、もうしばらくは楽しめると思います。

小沼の黄色いスイレンも一面に咲いていました。

帰りはじゅんさい沼で国道5号線を外れ、無沢峠から戻ることにします。

国道5号線が開通するまでは、この道が函館と札幌を結ぶ主要道で、峠の頂上付近には明治天皇が立ち寄った記念の碑などが残されています。

無沢峠は浮き砂利のあるフラットダートで、カブだとそこまで走りづらいこともなく。

ただ、いかにも熊が出そうな雰囲気で少し怖いですね。

仁山のクリーンセンター入口で国道5号線に復帰。

道の駅「なないろ・ななえ」に寄って、新函館北斗駅方面へ向かっていると、牧草ロールが転がっていました。

牧草ロールの向こうに新函館北斗駅が見えます。駅の西側は開業当初に比べるとだんだん建物も増えてきましたが、東側は駅前でポニーが草を食んでいたりまだまだのどかな風景が見られます。