今年も沖縄へ向け南下する季節がやってきましたが、フェリーの都合でひとまず北上します。
あんかけ焼きそばや浜ちゃんぽんが有名な長万部「三八飯店」ですが、チャーハンもいいと聞いて今回はチャーハンにしました。
カニのほぐし身も入って950円。チャーハンも安定の三八飯店でした。次回以降もこれにするかも。
買物等々でいろいろ寄り道して17時30分頃苫小牧東港に到着。
函館から本州行のフェリーも出ているのですが、苫小牧秋田新潟便はなかなか乗る機会もないので、御船印目当てで今回はこちらの航路にしました。
新日本海フェリーの「らいらっく」「ゆうかり」のステートB洋室は窓付きのインサイドで、和室はアウトサイドなので、今回は「ステートB和室」を取りました。夜出て朝に着くので外の眺めはあまり関係ないといえばないのですが。
和室も居心地寝心地はよかったですが、これ以上長い時間乗るなら洋室がいいかも。
夕食は購入していましたが、同じ船に礼文島のとほ宿主も乗っていたので、レストランでも夕食をご一緒に。食事中の写真であまりいい絵でなくスミマセン。
この日は揺れを感じないまま、ほぼ定刻の7時40分に秋田港へ下船出来ました。
道の駅で少し時間を調整して、秋田中央卸売市場の近くにある八橋油田の外旭川油井を見学。
ゆっくり動くポンピングでの採油風景は、いつまでも見ていられますね。
9時の開館時間を待って「秋田大学鉱業博物館」を見学。100円の入館料で見ることが出来ます。秋田大学のキャンパスの中に入らず車でも行けるのはいいですね。
秋田大学のルーツの一つに「秋田鉱山専門学校」があるだけあって充実した展示内容で、気が付くと1時間半近く見学していました。
時間が押し気味になったので、高速で横手市へ。
「フレンド―ル」で看板メニューのメロンパンとシューパンを購入。以前テレビか何かで見て来てみたかった場所です。
以前旅人さんからおススメしていただいた「藤春食堂」へ。
メニューもシンプルですね。
肉玉中焼きそば。藤春食堂の焼きそばは、肉にミンチを使っているのが特徴で美味しくいただけました。
山道を延々と走って、肘折温泉へ。
2泊お世話になった「西本屋旅館」。昔ながらの隣室とふすまのみで仕切られている湯治宿です。2泊とも隣は空室でした。
道端に数日前に降った雪が残っていたりして少し寒かったので、部屋に荷物を置いて早速岩風呂へ。
食事はお膳に載って部屋に配られます。食べ終わったら廊下に出しておくと、旅館の人が時間を見計らって回収に来ます。
湯治プランで泊まったので量少なめの素朴な食事ですが、どれも美味しくいただきました。
夜食は「フレンド―ル」のシューパン。自炊場に共同の冷蔵庫があって、部屋に湯沸かしポットもあったので、特に不便はありませんでした。
寝る前にもう一つの「金魚湯」に入り、朝起きてすぐにも入りました。部屋から浴室まで近いので、つい何回も行ってしまいます。
朝ごはん。しみじみと美味しい。
今日は肘折温泉に連泊なので、結構な雨の中温泉街周辺を散策。
温泉街の規模は小さいので、小1時間で大体はまわれました。
連泊の場合は、宿で簡単なお昼を出していただけます。この日はチャーハン。
午後は、西本屋旅館のすぐ向かいにある共同浴場「上の湯」へ。入浴料は400円ですが、旅館にある割引券を持っていくと100円で入れます。
西本屋旅館の2つの温泉と上の湯は全部泉質が違うらしいです。
お風呂上りは、上の湯の隣にある「カネヤマ商店」で角打ち。日本酒3種飲み比べセット700円。雨の音を聞きながら昼間から温泉と冷酒。幸せです。
夕食。昨日もそうでしたが、野菜のおひたしに食用菊が入っているのがいいですね。新潟に住んでいた頃にもよく食べていました。
夕食後には「フレンド―ル」のメロンパン。