五稜郭公園を出て、向かいの函館市芸術ホールの中にある函館市北洋資料館に行ってみました。
100円を払って入館します。
函館は日魯漁業(現在のマルハニチロ)発祥の地なので、北洋漁業の歴史を語ると特にサケマスは日魯漁業の歴史とも重なります。
アイヌの漁から、幕末にかけての漁業の歴史展示もあります。
エトロフ島にあった日本国境の標柱が展示されています。
昭和30年代まで動いていた蟹工船の模型です。
この頃は小林多喜二の「蟹工船」のような過酷な仕事ではなくなっていたと思いますが、それでも海の上での仕事は大変だと思います。
独航船の船橋を模した北洋航海体験室です。
中に入りスイッチを押すと、照明が暗くなり前のスクリーンに舳先と海が映ってしばらく部屋が前後に揺れ続けます。
画面を見ながら揺られていたらちょっと気持ち悪くなった…
テーマが狭く深くで入場料も安く、充実した1時間でした。
ここは100円の入館料を払い入館すると、道立函館美術館前の駐車場が2時間無料になります。