ラーメンごんちゃんと昔の函館の写真

市立函館博物館で、幕末~明治の函館を写した写真展をしていたので見に行ってきました。

ウチからバスと市電を乗り継いで谷地頭へ。
とりあえずお昼にしよう。ということで今日はラーメンごんちゃんへ。

外から見ると普通の肉屋さんですが、店の中を奥へ進むとカウンターとテーブル2つの小さなラーメン屋さんがあるのです。

ここはやっぱり塩ラーメンで。
無化調で塩分少なく薬草入りのスープは、一口目は「ん?薄い?」と思うのですが、飲んでいるうちに味が変わってきます。
とても美味しいのですが、どう美味しいかは表現しづらい味です。
化学調味料の舌がピリピリするような味とは全くちがいます。
話好きの母さんによると、材料は道南産にこだわり、チャーシューも道南産のブタからの自家製、脂分を0にすることでカロリーを450kcalに抑えている。
薬草効果で体が温まるので、谷地頭温泉との組み合わせがいいかも…
等と話していると、母さんから「なぜ函館に住むことに?」と。
「全国をまわっていて、都会過ぎず田舎過ぎずのこの街が気にいったからです。」と答えると、
「函館は暮らしやすいね。ここは現実と夢の間にある街だから。」
あ~、なんかわかる。
ちょっと名言だな。

市立函館博物館。
古いガラス原板の保存状態がよかったのか写真はどれも鮮明で、幕末~明治の函館の街の写真を一度に見る機会がなかったので、ちょっと時間をかけて見入っていました。
田本研造(箱館戦争時、土方歳三の腰かけている有名な写真を撮った人)をはじめとした写真師の活躍によって、過去の町並みまできっちりわかるようになっているのは、実はかなりすごいことなのではないかと思うのです。
市立函館博物館のHPでも写真の一部を見ることができるようです。
もう夕方になりかけていたので、久しぶりに谷地頭温泉で入浴。いい湯でした。