1月9日に北大東島に上陸して約3ヶ月。収穫も無事終了して、いよいよ旅立ちの朝がやってきました。
3ヶ月お世話になったこの飯場ともお別れです。
南大東へのチケットは、前日のうちに村の港湾業務課で購入。
今回は北大東島に先に寄る便で出港時間が朝早く当日に行っても買えないことがあり、どこの港から乗るかも当日朝までわからないという、850円払って隣の島に行くだけなのに妙にハードルが高く設定されています……
4月6日8時過ぎ。北大東島西港には「だいとう」が停泊して荷役が行われていました。
クレーンに吊られて乗船して、9時過ぎに出港。
今日も海キレイな~
さらば北大東島。また来る日まで。
乗るまでのハードルは高くても所詮隣の島に行くだけなので、乗ってしまえば小1時間で南大東島に到着。
ゴンドラは結構な高さまで上がりますがクレーンオペレーターの腕がいいので、恐怖を感じる間もなくあっという間に地上に降ります。
総勢7人まで膨れ上がった今回の南大東行き。人数が多いのでレンタカーも2台。1台はハイゼット、もう1台はドア周りのパッチワークがイカすこのアルト。島の車は結構年季が入っている(婉曲的表現)モノが多いので、特に違和感もなく島の風景に溶け込んでいました。
まずは魚市場へ。どのマグロを持って帰ろうか……
南大東に来てここは外せないという代表的観光地の星野洞へ。
南北大東島は隆起サンゴ礁の島で、島の至る所に鍾乳洞があります。北大東島にも地底への入口が何ヶ所かありますが、まだ未解明な場所も多く、入ったら出て来れなくなるから行くのはやめたほうがいいと言われています。
ここには島を出る中学生が泡盛を星野洞に置いていき、成人になるとその泡盛を取り出して飲むという風習があります。
鍾乳洞の中は年中気温と湿度が一定なので、熟成させるにはいい環境とのこと。
お昼は定番の大東そば。沖縄そばよりコシがあってウマい。
那覇市内にも大東そばのお店があって、現在は麺を那覇のほうで作っているそうです。
宿の近くに少し短足の大東犬がいるので見に行ってきました。
純粋な大東犬はもういないようですね……
北大東ではあまり見かけない、陸上競技のトラックのような曲線を描いたサトウキビ畑の畝に萌える(笑)。
島の北側にあるバリバリ岩へ。少し異質な空気を感じます。正直この言葉は好きではないのですがパワースポット的な感じの。
コカ・コーラの自販機に纏わりつく色鮮やかなブーゲンビリア。
南大東島では、30数年前までサトウキビの運搬をシュガートレインと呼ばれる全島に張り巡らされた軌道により行われていました。今でもその線路跡を何ヶ所かで見ることが出来ます。
途中で見つけたキャタピラの大型ハーベスター。
この機能美にも萌える(笑)。
南大東の製糖も終了したばかりということで、ヤードもがらんとしていました。収穫風景見たかった……
夜は南大東に来るといつも行く食堂へ。
ここはお好み焼きがウマいんだ。
ナワキリのバター焼きやインガンダルマの刺身をつまみつつ夜は更けていく……