青春18きっぷ+フェリーの旅のススメ

今年も7月1日から北海道東日本パス、7月20日からは青春18きっぷが使えるようになり、いよいよ夏のシーズンが始まろうとしています。
ただ、青春18きっぷは5日間、北海道東日本パスは連続した7日間の利用に限られるので、これらのきっぷのみで旅をしようとするとどうしても制約が多くなりがちです。
せっかく関東方面から北海道に来ても、札幌からトンボ返りをする行程を組まれている旅人さんも見受けられます。
現在、本州と北海道の間は、6社11航路のフェリーで結ばれています。
また、東京~札幌間の「パシフィックストーリー」や、盛岡~函館間の「盛岡函館きっぷ」などバスや列車を組み合わせたおトクな通し切符なども発売されています。
例えば、シルバーフェリーの「札幌宮古なかよしきっぷ」を使えば、6,800円+青春18きっぷ1枚で東京方面へ戻ることが出来ます。
最近のフェリーは設備が豪華になりながらも、昔の寝台列車のようにベッドに寝ながら移動するという旅情的な部分も残ってる……長距離フェリーだと大浴場やアミューズメント設備もあって食事も以前よりは安く食べられる……と、利点も多いフェリー活用のススメを簡単に書いてみました。
ただ、デメリットもないわけではなく、時化の時は揺れることと、特に長距離のフェリーでは船内の通信環境が絶望的なことくらいでしょうか……

北海道への旅でフェリーをうまく活用できれば、旅の幅が広がることは間違いないです。