ばあゆと大函丸

1988年から25年の間、函館~大間便に就航していた「ばあゆ」が今月の5日で役目を終えて、今は西埠頭に停泊しています。

船名の上に白ペンキが塗られて、津軽海峡フェリーの文字も消されましたが、なぜかいるかのイラストは残されています。

翌日見に行くと、「SMS MULAWARMAN」という名前に変わっていました。

船名の下には JAKARTA の文字が。
インドネシアの船会社に売却されるようです。
いつ出港なんだろうか。できれば見送りに行きたい。

今日は函館フェリーターミナルで4月18日から函館大間便で運航開始される「大函丸」の展示お披露目会があったので行ってきました。

この船は、現在建設中の大間原発の交付金から大間町と青森県がお金を出して建造され、津軽海峡フェリーに運航を委託する形をとっているのです。

内部は所要1時間半の生活航路なので、スタンダードルームのお座敷はごく普通の設備ですが、内装ではフリースペースのテーブルがマグロの形をしているのが目についたのと、スタンド照明に青森ヒバの木工細工をかぶせて間接照明にしていたのがちょっといいと思ったのです。

+800円のファーストシート。
座り心地は良いです。
この他に+500円のカジュアルシートというのもあって、そう広くない船内に3つの等級があります。

前方の眺めが見える場所にもスタンダードルームがありました。
ここはいいですね。
ここもお座敷なので、ずっと外見てると疲れそうですけど。

主客層の通院の人たちの体調が悪くなった時用なのか、救急室もあります。
これはいい設備。
と、フェリーの中で尿管結石が出て苦しんだ経験者は思うのです。

この夏は「大函丸」に乗って北海道上陸も楽しそうです。