2013日本縦断その4 与論島でたそがれるのだ

到着がお昼時だったので、港に迎えに来ていただいたドミトリーのオーナーさんとまずは腹ごしらえ、ということで港と街の間にあるレストラン「蒼い珊瑚礁」へ。

去年の9月15、16日に与論島を直撃した台風16号で横倒しになった軽トラをあえてそのままに。
ここに限らず島全体に去年の台風の爪跡が今でもかなり残っている。
ここのすぐ近くでは未だに集めたガレキが処理も出来ずに山積みになっていたり、ホテルの廃墟や壊れた小屋もそのまま放置されていたり。

名物だからとおススメされた「もずくそば」。
350円と大変お安く、レストランからの眺めもよく、ますますこの島の居心地よさそう感が高まる。

宿に荷物を置いて、引き続きオーナーさんの案内で茶花の市街地近くにあるウドノスビーチへ。
ここは引き潮の時は岩の間を縫うように奥へ奥へと行くことが出来る。
ある程度奥へ進むと足跡も途切れてその先は貸し切りのプライベートビーチ気分!
次の日はここでのんびり過ごそうかと思っていたけど、天気が悪くて結局行けず仕舞い。

チャリを組み立て島一周に出発。
寺崎海岸にて。島中こんな感じ。誰もいねえ。
与論島では自分だけのお気に入りの場所を見つけてボケーッとしてるのがイイのかも。

与論島は2007年に公開された「めがね」という映画のロケ地で、その影響?か1人でまわっている女子がやたら目につく。
これはサザンクロスセンターという町の資料館的な場所に置かれている劇中で使用された自転車。

上の寺崎海岸もロケ地だし、このような食堂のセットもそのまま残されている。
こう言いつつも映画は見たこと無いので一度見てみないとなあ。

曇天でもこのキレイさ。
青空の下ではどんな眺めになるのか。

翌日は雨。なんか1泊では去りがたくなって連泊することに。
チャリにも乗れないので、ドミのオーナーさんが他の旅人さんの送迎ついでにとちょっと裏ツアーに連れて行ってくれた。
ここは与論城址の下に広がる旧城下町。
当時のままの石垣の中は空き地も多いけど、その当時の役人の子孫が今も住んでいる場所もある。

昭和6年築の表示が残る古民家。
今は空き家になって朽ちていくだけ…
他に去年の台風で建物が被害を受けて営業をやめてしまったゲストハウスさんに寄ったり、崖の中腹にある風葬の跡に行ってみたり。

2泊お世話になった「ドミトリーハウス海」さん。
茶花の街中にあって便利。
与論島は人口5000人、茶花の街もほどほどの賑やか具合で居心地は良かった。

もう1泊したい気持ちを押さえて鹿児島行きフェリーに乗り込む。
下から延々とタラップを登って行くのは特にお年を召した方には相当キツイようだった。

また出発の日が天気が良かったんだ。
心残りがあった方がまた来たくなるかもしれないし。と自分に言い聞かせる。
まだ与論島には2割くらい沖縄の成分があったけど、これでいよいよ南の島ともお別れだ。

お昼ころ乗船して沖永良部島、徳之島、奄美大島と各駅停車で北上していった翌朝、目覚めると鹿児島湾の入り口に差し掛かっていた。
キレイな円錐形の開聞岳カッコイイ。

いよいよ九州本土に上陸だ。
まだまだ続くよ…