年に一度、函館市内の各施設等が夜間特別解放されるイベント「はこだてカルチャーナイト」に行ってきました。
七重浜からバスで函館駅前まで来て、ブラブラと夕暮れの街を歩いて行きます。
まず最初に来たのはロープウェイ山麓駅近くの「FMいるか」。
昨年は時間の関係でスタンプを押すだけとなってしまったので今回はトップバッターにしたのですが、ある程度の時間が必要な見学ツアー形式から自由見学に変更されたということで、放送中のスタジオ、CMや録音放送を録る別のスタジオ、中継車「いるか号」を見ていきます。
イベント会場でよく見かける3代目の「いるか号」。
ダッシュボードには謎のスイッチ類が設置され、これ1台で送信まで出来るだけの設備が置かれているそうな。
この車がもう1台買える位のお金がかかってるとのことでした。
次の目的地へ向かう途中にあるカトリック元町教会。
夜の西部地区のこの雰囲気最高です。
2つ目は「旧函館区公会堂」。
ここは毎度のように来ているのですがやっぱり外せません。
2階の大広間は昼間の自然光よりも明かりの下の方がよりゴージャスな感じに。
バルコニーから見る夜景。
西ふ頭で公開中の海上保安庁の巡視船の明かりや、その向こうには港町埠頭に停泊中の「ダイヤモンドプリンセス」も見えます。
数あるライトアップ施設の中でも旧函館区公会堂が中も外も一番絵になると思っています。
カルチャーナイトではなるべく行ったことのない場所優先でまわっているのですが、ここだけは別格。
3つ目はこれまで来たことがなかった「北方民俗資料館」。
アイヌやウイルタなど北方系民族の所有品などを展示しています。
展示を見終わったところで、北方民族文様を折り紙で作る体験に誘われました。
作り方は簡単、折り紙を折って文様ごとにある型に沿って鉛筆で線を入れて切ると……出来上がり。
面白い。
お土産に色々な文様の型紙も貰いました。
これはいつでも開催しているようです。
4つ目は「函館市地域交流まちづくりセンター」へ。
ここは元々丸井今井呉服店として出来た建物で、80年の歴史がある「東北以北で最古のエレベーター」が今でも現役で動いています。
とりあえず乗車。
中にあるレバーで上下します。
内装のペンキは塗り替えているそうですが、真鍮は当時のままとのこと。
未だにピッカピカです。
ここは普段でも乗車体験ができるそうです。
ラストは十字街電停前の「坂本龍馬記念館」へ。
函館と坂本龍馬の関係は「ないこともない」くらいのレベルでしかないのですが、幕末あたりに興味があれば面白いのではないでしょうか。
各見学場所でスタンプを貰い、4か所集めるとトートバッグ、タオル、ノートの中から景品がもらえます。
今回もノートをもらいました。
来年も行くよ~