1月11日。関西国際空港からいよいよ沖縄へ。
今回は島での足として自転車を持って行くので、自転車持ち込みに別料金がかかるLCCではなくJTAで行くことにしました。
飛行機だとあっという間に那覇空港に到着。
ジンベイジェット2機とも見られてなんかいいことありそう(笑)
空港には友人が迎えに来てくれていて、自転車抱えてたのでありがたいと思ってたら、そのまま半拉致状態で飲み会という名の巨大な渦に巻き込まれ気が付けば夜中の3時……
気分爽快()の翌朝。宿近くのてんぷら屋でおやつのサーターアンダギーを買い、
腹は減ってるけどそう食欲もないという微妙な腹具合にジャストフィットな沖縄そばの遅い朝食を食べます。
二日酔いの体に薄味のスープが優しく染みこんでいきます。
腹に何か入れると少し元気になってきたので、予定通り那覇バスターミナルからバスに乗って今日の目的地に向かいます。
乗った路線バスのシフトノブを何気なく見ると、明らかに社外品のクリスタルノブ……
さすが沖縄と言うべきか……
降りるバス停をちょっと通り過ぎたりしながらも本日のスタート地点、サンエー中城店裏にある「中頭方東海道(ハンタ道)」の「あがりてぃだ橋」に到着。
「ハンタ道」とは琉球王国時代、首里城を拠点に各所へ延びていた古道のことで、そのうちの一つ首里城から勝連城へ延びていた道の「中頭方東海道」の一部が遊歩道として整備されているので、そのまた一部を今回歩いてみようと思ったのです。
道には石畳風のモノが敷かれ道標も数百mおきにあるので、迷う心配はなくサクサク歩いて行けます。
が、尾根伝いに進んでいくので結構アップダウンは激しく、階段の上り下りが続きます。
ちょうど中間地点の新垣グスク付近で、通りがかりのおばさんから「この先の新垣グスクは道が未整備でハブがいるから通らないほうがいい」と言われ、ここだけすぐ脇にある普通の道を進みます。
沿道最大の見所ともいうべき「ペリーの旗立岩」は展望台から見るとこの通り……
情緒がないにも程がある(笑)
ラストの中城公園も先ほどのおばさんに、
「昔の墓地の中を通るので道があまりはっきりしないから迷わないようにね」
と言われていた通り、草深く手入れもされていない墓地の中を歩くことしばし、いい加減心細くなってきたころ正解ルートのホテルの廃墟が現れたので、この何とも言えない落書きだらけの外観でも見えたときには正直ホッとしました。
そしてゴールは、世界遺産の中城城跡。
折角なので一回りしてみます。
山の上にあるので、太平洋側も東シナ海側も見ることが出来、晴れてるときっと眺めもいいだろうと思いました。
ここまで来たのでもう一頑張りして、18世紀頃の豪農屋敷がそのまま残る「中村家住宅」を見学。
見学後は、休憩所でお茶のサービスもあります。
中村家住宅から最寄りのバス停まで30分以上歩いて、やっとの思いで高速バス停に着いたら、次のバスまで30分待ち……
なんとか19時頃に那覇市内に戻ることが出来ました。