月が変わり4月になりましたが、未だウチには戻れず(戻らず?)現在進行形で日本縦断は続いています。
もう少しで七重浜に戻り、4月24日(金)から営業を再開する予定なのでもう少しお付き合い下さいませ。
せっかくの鹿児島ですが今回はスルーして高速バスに乗り込み人吉まで一気に北上。
人吉駅で青春18きっぷを買って、JRで実家まで戻ることにしたのです。
青春(ryで鹿児島から北上しようとすると吉松~人吉の間の本数が少なく、その日行く予定の熊本着が遅くなるので2000円払って少し着く時間を早くしようと思ったのです。
もう1000円追加して熊本まで高速バスで行ってしまったほうがよかった気もするのは、きっと気のせい(´・ω・`)
このまま行くと熊本着が少し早すぎるので、海の近そうな駅を地図で見て寄り道。
駅のあたりに何もないと思って前もって飲み物は用意してたけど、実際行ってみると目の前にローソンがあった(笑)。
せっかくなら冷えたの飲みたかったけどこればっかりは(´・ω・`)
熊本のゲストハウスで熊本城がライトアップしてると聞いたので、夜のお城あたりを散策。
桜も5~8分咲きでした。
翌日、荒尾市にある三池炭鉱の中で今でも堅坑が残り、その内部まで一般に公開されている万田坑へ。
通常堅坑は残っていても立ち入り禁止の炭鉱跡が多い中、当時の状態をできるだけ残しつつ一般公開されているのはやっぱり価値があるのでは。
一般公開に際して堅坑はサビを落として塗り直され、内部も耐震補強の鉄骨が張られて、完全に当時のままで残っているわけではないので、いろいろとご意見はあったようなのですが、普通に堅坑内部まで入れることはありがたいことだと思います。
堅坑以外の場所はほぼ当時のまま。
特に廃墟好きというわけではないけど、なぜか炭鉱跡には惹かれるモノがあります。
万田坑を含む三池炭鉱一帯は世界遺産登録を目指しているらしく、万田坑や隣の万田炭鉱館の人たちみな愛想よく接していただいて気持ち良く見学することが出来ました。
地図を見ると熊本県荒尾市と福岡県大牟田市の県境はどちらも住宅地でこれといった特徴がないので、いったいどうなっているのか?何か面白いモノがないかな?と思って来てみたけど……
一応舗装はキッチリ分かれてました。左が熊本県、右が福岡県。
マンホールも2つの自治体のモノが並んでいました。
家の車も左は熊本ナンバー、右は久留米ナンバーが多かったのですが完全に分かれてるわけでもなく、正直期待してたような何かはなかったけど面白かった。
写真ではなかなか伝わりにくいとは思います(笑)。
大牟田市石炭産業資料館。
万田坑から歩くとかなり遠かった。
ある程度見学の人が居た万田坑と違ってこちらはあまり人の気配もなく。
三池港の造りも興味があったので行きたかったけど、時間切れで行けず。
三池炭鉱の跡は、各炭鉱・炭鉱鉄道・港が一体となって残っているのですが、それを結ぶ線がなく、歩きでまわるのは少々しんどく感じました。
県を跨いでいるので少し難しいかもしれませんが、跡地を巡る循環バスや、レンタサイクルなどあればもっとまわりやすくなるかもしれませんね(大牟田にはレンタサイクルがあったようです)。
柳川の街とか筑後川の昇開橋とか見たいところはあったのですが、炭鉱巡りだけで時間切れになったので一気にこの日の宿泊地の佐世保へ。
翌日は、今回の旅でトカラと並んで行きたかった場所へと向かいます……