毎年10月初めに函館市内の各施設が夜間開放されるイベント「はこだてカルチャーナイト」に今年も行ってきました。
函館駅前には新幹線開通までのカウントダウン表示が。
3月26日の開通まであと176日です。
函館市役所前からこの日限定で各施設を結ぶ無料のシャトルバスに乗って、まずは函館山ロープウェイへ。
人がいないと思ったら、この日は強風の影響でロープウェイは運休、登山道路も通行止めになっていました。
乗り場の下にある機械室の見学。
通常は右の電気モーターを使い、左のディーゼル発動機は予備だそうです。
通常の運転中はかなりの騒音と風も感じるそうですが、この日は静かでした。
今の乗り場の隣に600人入る待合室を11月の完成に向け建設中とのことで、外で順番待ちすることは今よりかなり少なくなりそう。
2か所目はロープウェイ乗り場の駐車場の中にある「FMいるか」へ。
生放送をしている隣のスタジオを見学。
こちらはゲストが来た時などに使うとのこと。
テーブルのモニターには進行表が映っていて、真ん中の大きな数字がCMまでの時間らしい。
地下にあるCD置き場。リクエストがあった時ここに来て、その歌が入ったCDなどを探す場所です。
約5万枚置かれているそうですが、徐々にパソコンに取り込む作業をしている最中で将来はなくなる運命にあります。
また、FMいるか自体も函館山ロープウェイの新しい待合所の完成と共にそちらへ移転するとのことで、この建屋の見学は今年が最後っぽい。
次はスタジオがオープンになって、待合室から気軽に見られるようになるとのことで今後が楽しみですね。
元町をブラブラと散策しながら3か所目へ向かいます。
3か所目は「旧函館区公会堂」。
まわる時はなるべく以前に行ったところとかぶらないようにしているのですが、ここだけは例外で毎回のように来ています。
それは2階のテラスからの眺めがいいから。
ここはずっと見てても飽きないですね。
4か所目はカルチャーナイトでは初めて見学する「旧金森洋物店」へ。
カルチャーナイトでは各施設でスタンプを4か所集めると景品がもらえ、そのノルマは達成したのですが、帰りの列車まで時間があるのでもう1か所回ることに。
大正12年に丸井今井呉服店函館支店として出来た建物を利用した「函館市地域交流まちづくりセンター」には、昭和9年から動いている東北以北で最古のエレベーターが現役で残っていて、その乗車体験が出来るのです。
外扉、中扉、上下の操作がすべて手動なので、階の途中で停まってこんなことも出来ます。
この壁や、エレベーターの内部塗装などは塗り替えられていますが、手すりの真鍮や各階の表示などは当時のまま。
ここも何回乗っても面白いですね。
もういい加減お腹もすいたので、赤レンガ倉庫前のラッピへ。
焼きそばとビールで至福の時。
中国では連休らしいので人出が少し心配だったのですが、むしろ普段より少ない感じ。
風は吹いてたけど天気自体は悪くなかったけどなぁ。
函館山に行けないから宿でゆっくり過ごしていたのでしょうか。
江差線でウチに戻りました。
ちょうど時間的には函館駅にカシオペアが来る頃ですが、この日は運転日ではありませんでした。残念。