先日、青春18きっぷ等で青函間を通行する場合のルール、いわゆる「新青函特例」が発表されました。
ということで、北海道新幹線開業後の青春18きっぷ・北海道東日本パスに加え、フェリーで当宿へお越しになる際のアクセスについて、主に料金面からの比較をしてみました。
【青春18きっぷ】
北海道新幹線の開業後、青春18きっぷだけで青函トンネル区間は利用できなくなり、別途2300円の「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」を購入する形になります。青春18きっぷ+オプション券を携行することにより、北海道新幹線の奥津軽いまべつ~木古内間+道南いさりび鉄道木古内~五稜郭間を片道1回利用することが出来ます。
道南いさりび鉄道線内で途中下車をすると、道南いさりび鉄道乗車区間分の料金を別に支払うことになります。
オプション券で七重浜に下車、または七重浜からオプション券で乗車することはできませんのでご注意ください。
従いまして当宿へお越しの際は、一旦五稜郭までご乗車いただき、七重浜にお戻りいただく形になります。
また、当宿より木古内方面へ向かう場合は、一旦五稜郭まで行ってからオプション券を利用することになります。
道南いさりび鉄道の五稜郭~七重浜間は220円となります。
五稜郭駅から当宿へバスでのアクセスは、五稜郭駅の裏徒歩5~6分の場所にある市立函館病院バス停から16・81・知内小谷石行の各系統にご乗車いただき、16系統は臨港橋、81・小谷石行は七重浜1丁目で下車すると、どちらのバス停からも徒歩1分で当宿に到着します。
料金は臨港橋まで210円、七重浜1丁目まで220円となります。
五稜郭駅から当宿まで徒歩の場合、市立函館病院方面に抜ける駅北の歩行者専用跨線橋を通ると約3.1km40分位、駅南の跨線橋をまわると約3.4km45分位で到着します。
【北海道東日本パス】
これまでは、新青森~函館相互発着間にて特急券を購入すると特急を利用することが出来、蟹田~木古内間のみの利用では追加料金はかかりませんでしたが、北海道新幹線開業後は新青森~新函館北斗間相互発着の場合に限り、特定特急券の購入で新幹線を利用することが出来るようになります。
従いまして当宿をご利用の場合は、木古内または新函館北斗までの特定特急券+七重浜までの道南いさりび鉄道運賃が必要になります。
◆各区間の料金
・特定特急券
新青森から 木古内2800円 新函館北斗3930円
奥津軽いまべつから 木古内1490円 新函館北斗2800円
・JR+道南いさりび鉄道
新函館北斗~七重浜 480円[260(JR)+220(いさりび)]
・道南いさりび鉄道
木古内~七重浜 960円 五稜郭~七重浜220円
一番安いのは奥津軽いまべつ~北海道新幹線~木古内~道南いさりび鉄道~七重浜のルートで、追加の料金は1490+960円の2450円となります。
【フェリー利用】
青函間には津軽海峡フェリーと青函フェリーの2社が運航していて、料金や乗り場が異なります。
両者を比較して旅程にご都合のいい便をご利用ください。
◆共通
青森港へのアクセス
・青森駅西口から約3km、徒歩40分位
・新青森駅から約3.4km、徒歩45分位
・青森駅または新青森駅から循環バス「ねぶたん号」料金200円
津軽海峡フェリーターミナル発着
・青森駅前6番乗り場から青森市営バス後潟・野木和団地行に乗り新田下車徒歩12分位
両社のターミナルはどちらも同じ敷地内にありますが、場所が離れていますのでご確認の上ご利用ください。
◆津軽海峡フェリー
・料金は季節により異なります。ざっくり分けると7月3連休~お盆過ぎ3190円、お盆過ぎ~9月末・年末年始2770円、春休み2220円となります。ネット予約は10%OFFとなります。条件等はフェリー会社サイトにてご確認ください。
・函館港から当宿まで徒歩10分です。七重浜駅までも徒歩10分位となります。当宿はフェリーターミナルと七重浜駅のちょうど中間地点にあり、双方からアクセスしやすい場所にあります。
◆青函フェリー
・基本料金は一番安い1540円ですが、こちらは一般旅客運賃にも燃料油価格調整費が追加されるので3月までは1630円になります。webの割引券掲示で1割引となります。
・青函フェリーの函館港から当宿へのアクセス
当宿まで約2.8km、徒歩40分位です。
ターミナルから最寄りのバス停は、約700m徒歩10分の場所にある北浜町になります。
当宿へは16・81・101の各系統にご乗車いただき、16系統は臨港橋、81・101系統は七重浜1丁目で下車すると共に徒歩1分で当宿に到着します。
料金は臨港橋まで210円、七重浜1丁目まで220円となります。
【各交通機関リンク】
JR北海道
道南いさりび鉄道
津軽海峡フェリー
青函フェリー
函館バス