GW後のこの時期、木古内方面ではそろそろチューリップや芝桜が見頃になるので、見に行ってきました。
まずはサラキ岬へ。戊辰戦争時、幕府軍の軍艦・輸送艦として活躍した咸臨丸がこの沖で座礁沈没したという歴史がある岬ですが、この時期は咸臨丸が建造されたオランダにちなんで植えられたチューリップが咲いているところが見られます。
すぐそばを道南いさりび鉄道が通りますが、臨時駅までは難しくてもこの時期だけでも減速運転とかできないかなぁ。
木古内駅前に出来た道の駅に車を停めて道南いさりび鉄道と北海道新幹線の木古内駅を勝手に見学会。
いさ鉄の木古内駅は窓口も売店も閉まって、少し寂しい感じ。
木古内駅も新幹線駅とは思えない佇まい。だがそれがいい。
お昼は「駅前飯店急行」の焼きそば。珍しく空いてた。安定のウマさ。半分食べてからテーブルに備え付けのソースをかけると1皿で2度違う味が楽しめるのでおススメ(笑)。
食後は駅裏の薬師山へ。芝桜はまだこれからっぽい。
以前はここに来るまでの遊歩道の横は杉か何かの林だった気がするけど、今回来てみると下のほうまでバッサリと伐採されていました。
将来は山の斜面をびっしり芝桜にするのかな。
駅から車で5~6分の場所に出来た北海道新幹線のビュースポットへ。
お立ち台の上に上がると線路まで結構遠いのと架線があるので、ここは撮影する場所というより純粋に見るための場所かもしれません。無料の望遠鏡もあったし。
ビュースポット近くの良さげな場所でH5系を撮影。
旧渡島鶴岡駅そばの旧鶴岡小学校の校舎を利用した木古内町郷土資料館「いかりん館」へ。本来月曜は休みだったのですが、団体さんの見学があったとかで臨時開館していました。昨年末に来た時は整理中だった江差線コーナーがかなり(・∀・)イイ!!
この資料館は入場無料ですが切符を模した入場券がもらえ、それに鹿部駅で実際に使っていたという鋏を入れさせてもらえます。青函トンネル等の当時モノのパンフレットも読み放題、貴重な郷土資料類も実際手に触れて見てもいいとのこと。
スタンプコーナーでは当時モノのスタンプも押し放題。
この充実した内容で無料とは太っ腹ですね……
おまけ。江差線コーナーには6人の小っちゃいオジサンが隠れているらしい……
小さすぎて3人しか見つけられなかったけど、ヒントは「子供目線で探せ!」とのことなので、行った人は見つけてみてください……
ここからは帰り道。札苅の村上芝桜園へ。
個人のかたが裏庭でコツコツと増やしてきた芝桜がどんどん規模が大きくなり、今年から近くに臨時駐車場が作られるくらいの観光名所扱いになりました。
ここは線路際にあって列車の撮影にいい場所なのですが、観光地扱いになったとはいえ通路が狭く、またあくまで個人宅の裏庭にお邪魔している状態なので……お察しください……