青春18きっぷの時期が終わり10月に入ると、10月14日の鉄道の日に合わせた「秋の乗り放題パス」が発売されるのが、毎年の恒例となりつつあります。
3日間7,710円でJR全線の普通列車に乗り放題のこの切符。青春18きっぷと違い、3日間連続で使うことなどの制約はありますが、ちょうど宿主の集まりがこの時期にあったので、一度使ってみることにしました。
旅の始まりは七重浜駅から。道南いさりび鉄道の駅はこの切符の範囲外なので、五稜郭までの切符を買って乗り込みます。
函館でJR北海道の車両に乗り換えます。1番線が道南いさりび鉄道車、3番線がJR北海道車となります。言うまでもなくその違いは一目瞭然ですが念のため……
函館を出た時点ではそこそこ乗っていたのですが、大沼公園を過ぎるとガラガラになりました。
駒ケ岳を見つつ北上していきます。
森では、特急と貨物列車を先に行かせるため、33分の停車。
パターンダイヤが当たり前となった最近ではあまり見かけない長時間の停車で、旅気分が盛り上がります(笑)。
函館から約3時間で長万部に到着。
森から先はほぼ寝ていたので、あまり記憶がありません(笑)。
長万部では約2時間の接続待ち。
ちょうどお昼時なので、駅前の「かなや」でかにめしを購入。
かなやのかにめし直売所の隣には「自由席」と名付けられた休憩スペースがあり、ここで昼食を食べました。
この座席はよく見ると快速「海峡」に使われてた座席ですね……このスペースが出来たのは今年になってからと記憶しているのですが、これだけの数の座席が、どこにデッドストックとして置かれていたのかが気になります。
長万部からは、函館では見かけないキハ150形で倶知安へ。
普段乗っているキハ40形とは、明らかにパワーが違うのが乗っていてわかります。音も静かですね。
今年も発売された「サッポロクラシック富良野ビンテージ」を昼間から飲みつつ、いい気分でウトウトしているうちに倶知安に到着。
倶知安からは、また別のキハ150形で小樽へ向かいます。この先は2両になるだけあって、乗客もそれなりに増えてきました。
小樽で快速エアポートに乗り換え、17時過ぎに札幌到着。約9時間の旅でした。
そういえば、エスタの地下に「ずんだ茶寮」が出来たんですよね……ということでさっそく「ずんだシェイクエクセラ」を購入。450円とちょっといいお値段ですが、美味しい。
夕食はなんだかんだ言ってもやっぱり安定の「天下一品」。
函館にも出来ないかな……