2018台湾への旅2日目の2 福隆~金瓜石~台北 鉱山好きの血が騒ぐ

福隆からのバスは、眺めのいい海沿いを走ります。
冷房もキンキンに効いて気持ちいい。
黄金瀑布が車窓から見えました。
福隆から約40分で黄金博物館に到着。料金は30元(約110円)。
入口に35年位前の台湾省公路局のバスが置かれてましたが、中は見られず。
80元(約300円)の入場料を払うと、すぐ近くにいろいろな国のパンフレットを抱えたおばさんがいて、「ニホン?」と聞かれたので頷くと日本語のパンフレットをくれて、効率のいいまわり方をレクチャーしてくれました。
その案内に従い、まずは四連棟へ。
もともと金瓜石は日本統治時代に本格的な金の採掘が始まったので、建物などに日本統治時の雰囲気が色濃く残っている場所です。
この四連棟も日本人の宿舎として建てられたので、建物内部も日本式になっています。
当時のトロッコ線路跡を進んだ先の、
本山第五坑は内部見学ができます。
入口で50元(約185円)を払うとヘルメットをかぶるように言われ、建屋の外に出たところで「ここから先は一人で行ってね」と放置状態に。
トンネル内部は外より気温は低いのですが湿度が高く、不快指数は高め。
人形の前を通るとセンサーが働いて、坑内作業員の「今日もガンバルか~」的な音声が流れるのはどこでもいっしょ(笑)。
いきなり人形が居るとこっちがビビるわ。
台湾語は分からないけど、きっと「暑いな~でも今日の飯はウマいな~」みたいなことを言ってたはず。
別棟では約220kgの重量がある金塊のかたまりにも触れます。
金塊に触れてるところを記念に撮る人の行列が出来てました。
デジタルの数字はその日の金相場と金塊の価格を表しています。この日の相場は1259元/kgで、金額は2億7601万125元(約10億2130万円!)。
最後に昭和天皇のご視察のために建てられたという「太子賓館」へ。内部公開はされていませんでしたが、庭園が見事。
ただ、こちらは結局その目的に使われることはなかったそうです。
そろそろ、台北へ戻りましょう……
金瓜石~台北のバスは有名な九份を通るのですが、九份は以前に行ったことがあるので今回はパス。
台北市内に戻り、松山駅前で降ります。
80分くらい乗って料金は97元(約360円)。
松山駅近くには、松山つながりで道後温泉から贈られたからくり時計があります。
松山で降りた目的は、饒河街観光夜市に来ることでした。
入口からすぐの場所にある有名なお店で胡椒餅を買って、
西瓜汁を買って、夜市では落ち着いて食べる場所がなかったので、近くの河川敷で実食。
充実した一日でした。