2018台湾への旅2日目の1 台北~福隆 廃線跡散策

台北駅を朝8時頃に出る電車に乗って1時間半、台湾東北部の街、福隆まで来ました。
駅前に何軒かあるうちの適当なレンタサイクル屋さんで自転車を借りました。100元(約380円)。
借りるときはパスポートを預けます。
線路に沿って20分くらい漕いでいると、トンネルが見えてきました。
ここ「舊草嶺隧道(Jiù cǎo lǐng suìdào)」は、日本統治時代に造られた台鉄の旧線のトンネルをサイクリングロードとして整備した場所です。
この日も外は暑かったのですがトンネルの中はヒンヤリしていたので、ゆっくりゆっくり出口に向かったのですが、いずれは出口に着くわけで(笑)。
やっぱりムワッと暑いね。
すぐそばには今のトンネルもあります。
遠くに亀山島が見えます。
トンネルの先はちょっとした公園になっていて、展望台があったので上ってみました。
これはいい撮り鉄スポット。
日本では見かけなくなった荷物列車も通り過ぎていきました。
台鉄にはどことなく昭和の国鉄っぽさも感じます。
トンネルの中間に、新北市と宜蘭縣の境界があります。
ちょっとだけ東部台湾に足を踏み入れました(笑)。
トンネルの福隆側にはトンネル工事の現場監督だった吉次茂七郎の記念碑がありました。
台湾の道路標識でこの徐行を示す「慢」の標識が一番好き(笑)。これのキーホルダーとか売ってないかなぁ。
自転車を返すとちょうどお昼時。
福隆は駅弁が有名で駅の周辺に何軒もお店がありますが、今回行ったのは駅のホームで販売されている「福隆月台便當」。写真の奥の黄色い看板のお店です。
店に入って「フーロンユエタイビエンタン」と注文すると、中で食べるか外で食べるかを聞かれ、持ち帰りと言うと後ろを指さされました。
スープはセルフでカップに注いでいくようです。
近くの木陰で食べました。スープ付きで65元(約250円)。角煮とゆで卵は美味しかった。
福隆海水浴場に100元(約380円)払って入ります。
福隆海水浴場でサンドアートの展覧会があるということで来てみました。
それにしてもいい天気だな~
サンドアートって初めて見たけど精巧に出来てるね。
一番手前は日本人の作品。日本人の作品はもう一つありました。
会場の端のほうには、一般参加のサンドアートもありました。
札幌雪まつりの市民雪像みたいなモノでしょうか。
ここからは会場の反対側へ。
地図で見たこの吊り橋が気になっていたのです。
まずまずの眺め。
足元も眺めいいね(笑)。そして緯度が低いからか影が短い。
海水浴場はそれなりに人がいましたが、こちらは暑いからか誰とも会いませんでした。
出来れば龍門公園の中を通って福隆遊客中心(ビジターセンター)まで行きたかったのですが、道が分からず結局大きな道路まで出てきてしまいました。
日本ではあまり見かけない、ScaniaやDAFのトレーラーがバンバン走っているのを見ながらだったのであまり飽きることなく、30分くらいで福隆遊客中心まで戻りました。
福隆遊客中心からは、台湾好行のバスに乗って黄金博物館へ移動。
ちょっと長くなったので続きは後日。