
朝一は宿のすぐ近くにある「ロシア連邦鉄道中央輸送博物館」へ。朝一と言っても開館は10時30分なので、宿を出たのは10時過ぎです。

朝の9時頃まで暗いのと、少々お疲れ気味なこともあって、どうしても朝はゆっくりになります。
もう無理が効きにくい年になったことが、体感でわかりますね……

ここは輸送博物館の名の通り、貨車関係の展示が多くなっています。

どこの博物館に行っても思うのが、ジオラマの出来がすごくいいこと。器用な人が多いんでしょうね……

線路際の標識の説明とかマニアックでいいね。

ソ連時代の貨車かっこいいなぁ。
チケット売り場で貨車のペーパークラフトが売られてたので、1枚お土産に買ってきました。

サンクトペテルブルクのメトロの駅も装飾がキレイです。

ここからエカテリーナ宮殿のあるツァールスコエセローまでロシア国鉄で移動します。
窓口(КАССА:カッサ)で「ツァールスコエセロー」と言って指を1本立てるとすぐにチケットというかレシートが出てきました。
料金は47RUB(約80円)。安い。改札は自動で、下のバーコードを赤く光っている部分に当てると扉が開くようになっています。降りるときも同様の動作をします。

乗り込むと、前後で違う向きに座席が固定されています。
進行方向向きの席に座ります。1両に10人も乗っていないくらいの乗車率で発車。

途中のクプチノというメトロの終点の駅から少し人が乗ってきて、30分位でツァールスコエセローに到着。

駅からバスも出ているのですが、トコトコ歩くこと30分位でエカテリーナ宮殿が見えてきました。

そういえばeチケットに10月から4月はメインホールオフィスの4番窓口で交換と書いてあったけど、どうすればいいのかさっぱりわかりません……
ひとまずトイレに行って考えようと30RUB(約50円)払ってトイレへ。
どこにもチケット売り場らしきものがなかったので、とりあえず中に入ってみます。入って左の窓口は……3番までしかない……聞くとeチケットは後ろだよと言われました。結局中に入って右奥の4番と書かれた窓口にeチケットを出すのが正解でした。

クロークにダウンとデイパックを預け、靴カバーを履きます。
そういえば、クロークの前に無料のトイレあったやん……

中に入ると……豪華絢爛とはこのことか。

なぜかやたらとご飯を食べる部屋が多いのが印象に残りました。

女帝エカテリーナ2世が、ロシアに漂着した伊勢の船頭大黒屋光太夫と謁見したのは、もしかしたらこの大広間だったのかも。

エカテリーナ2世のお気に入りだったと言われている「琥珀の間」だけは撮影が禁止でしたが、あとは比較的自由に撮影が出来ました。

エカテリーナ公園を散策しつつ駅まで歩いていきます。

行きと同じく普通電車(エレクトリーチカ)に乗ってサンクトペテルブルグへ戻ります。

行きと違って帰りは木のベンチのようなシートでした。

クプチノでメトロに乗り換えて、モスコフスキエ・ヴォロダという駅で途中下車。駅の近くにマシンキ(МАШИНКН)というミニカーショップがあります。
以前からロシア車のミニカーが欲しいと思っていたのですが入手先が分からず、現地の百貨店か雑貨屋でもで探すしかないかと思っていたところ、モスクワ駅で偶然店舗を見つけ調べてみるとここに本店があるとのことで来てみました。

3000~4000RUBの1/18の大きいモノから250RUB(約425円)とトミカ並みの値段のものまで各種あり、予算とバックパックのスペースの都合で250RUB前後のミニカーを買ってきました。