今日もエレクトリーチカで郊外へ出かけます。
国鉄のバルチースキー駅から西へ向かうこと40分。ノーヴィーペテルゴフ駅に到着。
ガイドブックによるとペテルゴフ宮殿へはここからバスでとあるのですが、歩いて行けそうだったので歩いていくことにします。
途中のパヴロ大聖堂も全体が足場に覆われていました。オフシーズンで冬の手前ということで、どこも修繕中なのかもしれません。
とりあえずペテルゴフ宮殿に到着。敷地の入口から結構遠いね……
着いた場所は宮殿の裏側だったので、表にまわり入場料の1,000RUB(約1,700円)を支払い中へ入ります。
本来ここに入るには「下の公園」に入る必要があるのでその入場料もかかるのですが、オフシーズンは無料で入ることが出来ます。
ただ、シーズン中は噴水が出ている池もこんな感じです。
やっぱりここも靴カバーをつけて入ります。
エカテリーナ宮殿ほどの華やかさはありませんが、こちらも豪華絢爛です。
どこか落ち着いた雰囲気で自分はこちらのほうが好みです。
内装は中国の影響が見られる場所もあり、どこかオリエンタルな空気も感じます。
ちょっと下の公園を散策しましょう。
この旅で初めて見た海。フィンランド湾です。
やっぱり海はいいね。風が冷たくてものすごく寒いけど(笑)。
宮殿から海岸あたりは人も多かったのですが、そこから少し外れるとほとんど誰とも会わなくなります。
またエレクトリーチカでサンクトペテルブルグまで戻ってきました。
馬車が渋滞に巻き込まれる街、サンクトペテルブルグ。
ネヴァ川を渡り、この写真の右に見える塔のある建物「クンストカメラ」へ向かいます。
ここは世界の民族博物館+α的な場所になっています。
日本のコーナーもあります。
多分単独の国としては一番大きいスペースです。
いろいろ展示されていますが……
これが日本だと言われると、どこか違和感は感じます(笑)。
他にも中国や韓国、モンゴル等の展示や、とあるモノのホルマリン漬けの展示物も豊富にありますので、興味がある人は調べてみてください……ちなみにそこでは写真は撮ってません……
この時期のサンクトペテルブルグは日の出が9時過ぎで16時過ぎには日が沈んでしまいます。
またネヴァ川を渡り、ネフスキー大通りを歩いていくとビルに書かれた注意書きがあります。
「市民のみなさん!通りのこちら側は空爆の時に危険です」の意味だそうです。第2次世界大戦中に書かれたモノをそのまま残しているらしいですね。
明日行く予定のエルミタージュ美術館もライトアップされています。
宿の近くにたい焼き屋さんがあると聞いて行ってみました。
オーナーは日本で修業したこともあるらしいですね。
ロシアの食品物価からすると少し値段が高めで店内は若い女性が多かったので、おしゃれカフェ的なポジションになっている印象があります。
店に入ると日本語で「いらっしゃいませ~」と言ってもらえるのが少し嬉しい(笑)。
基本のつぶあんと変化球の卵焼きを購入。どちらも1個130RUB(約220円)で美味しかったです。
この日の夕食は、近所のスーパーで適当に買ってきた総菜で済ませました。