サンクトペテルブルグ観光も今日が最終日。
まずは「ロシア鉄道博物館」へ。
入口で300RUB(約520円)の料金を払うと、英語のパンフレットをもらいました。まわる順番も書いてあるので参考にしてまわってみます。これは装甲車?いきなりすごいモノが(笑)。
ここでは貨車から客車・電車・機関車まであらゆる種類の車両が展示されています。
影が長いですが、これでもお昼の12時位です。
ソ連時代の貨車は武骨でカッコいいね。車体に書かれた文字も雰囲気があっていい。
ここは国鉄バルチースキー駅の隣にあるので、現役車両も見えます。敷地外にレールバス的な車両が停まっていました。
外は比較的新しい車両が、
建屋内には古めの車両が置かれています。
車両まわりには時々石膏の人形が配置されていて、
またそれがいい味を出しています。
全体を上から俯瞰することもできます。
昔の転車台をそのまま活用したっぽいです。
ソ連時代の車両はやっぱり色遣いが独特ですね。
地面にその車両の紹介が大きく書かれているのはわかりやすくていいですね。
鉄道博物館からメトロでネフスキー大通り方面へ移動します。
サンクトペテルブルグ観光の大トリにして、建物からもラスボス感あふれる「エルミタージュ美術館」に来ました。
eチケットを購入していたので、正面入口ではなく建屋の横にまわります。
こちらの地味な場所がeチケット専用の入口になります。
日本語の音声ガイドを500RUB(約850円)で借りました。
エルミタージュ美術館はとにかく広く、
部屋の装飾自体も芸術品なので、
正直ある程度端折っていかないとまわり切れません。
きちんと見るなら、本館2日別館1日くらいは必要だと思います。
自分は「地球の歩き方Plat サンクトペテルブルグ/モスクワ」に出ていたモデルコースや
ここだけは押さえとけ!的な記事を参考にまわりました。
そういえばここで同じ本を見ながらまわってる人いたなぁ……なぜか若干気まずい(笑)。
エルミタージュ美術館は、基本的に写真撮影はOKです。
一部例外的に写真NGな絵画や部屋がありますが、そういった場所には撮影禁止のピクトグラムがあります。
ただ、フラッシュの使用は全面禁止です。
レンブラントの部屋。あまり絵心はないほうだと思いますが、レンブラントの名前は知っていました。
レオナルドダビンチの部屋。絵はガラスで囲われていましたが、撮影は問題なしです。
廊下も手抜きなしなので、息つく暇もない(笑)。
紀元前の彫刻は扱いもそれなりですが、
18世紀くらいの比較的最近の作品はどこか扱いが雑な気もします。
ルーベンスの「バッカス」。普通のメタボなおっさんですね。
そう描いた意図はわかりませんが。
13時過ぎに入ってざっくりまわっただけですが、見終わったらもう夕暮れ時。
本館で音声ガイドを返却するとき、そこの係員に「同じチケットで別館も行けるからそちらもぜひ」と言われ、ちょっと休憩してから見ることに。別館は本館正面の建屋にあるのですが、入口が地味すぎてちょっと探しました……
本館も混雑というほどではありませんでしたが、こちらはもっと空いてたのでモネや
セザンヌ、
ゴーギャン、
ピカソなど錚々たるメンツの絵画をほぼ貸切状態で眺め放題写真撮り放題という贅沢な時間を過ごしました。
サンクトペテルブルグの最終日が一番いい天気でした。
夕食はネフスキー大通りのスタローヴァヤで取ります。これで250RUB(約420円)位なので、自分の予算と語学力と根性ではここから抜け出せません(笑)。今日はスープをボルシチでなく、白い魚のスープ「ウハー(УХА)」にしてみました。魚味かなり濃厚で美味しい。やっぱりロシア飯は自分の味覚に合うかも。
そろそろ自分用お土産タイムにも入ります。スターバックスでサンクトペテルブルグ限定とロシア限定のタンブラーを購入しました。サンクトペテルブルグ仕様が1,000RUB(約1,700円)、ロシア仕様は950RUB(約1,600円)でした。