2018ロシアの旅14日目 モスクワ 予定外の1日

本来、今日が帰国日だったのですが、航空会社の都合で1日滞在が延びることになったので(経緯は 2018ロシアの旅0.5日目 旅の前からおそロシア をご覧ください)、前回まわり切れなかった場所を中心にモスクワ市内をまわりたいと思います。
ということで、朝一で宿を移動して今日の宿に荷物を預けます。
宿最寄りのマヤコフスカヤ駅は、キレイな駅が多いモスクワの地下鉄の中でもピカイチに美しいと思う。
ちょっと郊外のスポルチーヴナヤという駅まで移動。
この駅近くに地下鉄博物館があると聞いていたのですが、見当たりませんね……
駅の案内図にも出ていないので、どこかに移転でもしたのかも。ということで、博物館はとっとと諦めて散策に切り替えます。
駅から少し歩くと巨大なスタジアムが。今年開催されたサッカーワールドカップのメイン会場となったルジニキスタジアムです。
そういえばどこに行ってもワールドカップグッズが大量に売られてたけど、単なる売れのk(以下略
ルジニキスタジアムに入るには、入場料がかかる?っぽかったので、外周をまわってモスクワ川沿いに出ました。
モスクワ川に掛かる橋の上にあるヴォロビョーヴイ・ゴールイ駅横の歩道を歩いて渡ります。
モスクワ川沿いの遊歩道からこの歩道に上がるのも行き方がわからず入口を探し回りました。
川向うは公園になっていていい感じの遊歩道がありました。
公園は斜面にあって、登りきると大きな通りに出ます。
ここは雀が丘と呼ばれている場所で、
あまり起伏のないモスクワには珍しく、ちょっとした展望が望めます。
雀が丘からはモスクワ州立大学の建物を目指し、
中央分離帯の中にある札幌の大通公園のような公園を歩いていきます。

観光地でもない場所を結構な距離歩いたのですがこれにはちょっとした訳があり……
ネットで見た容器の形が魅力的なウォッカが欲しくて、それはどこにでも売ってるものではないらしいので、ちょっと郊外の銘酒・ワイン専門店で探してみようと思ったのですが……結局購入はかなわず。
モスクワの市電は丸っこくてレトロ可愛いと思う。
ロシアにも丸亀製麺あるのね。
ネタで行ってみても良かったかな(笑)。
パ-ルク・ポビェールイ(Парк ПобадЫ=勝利公園)という少し発音しづらい駅に来ました。
駅のすぐそばにある「ボロジノの戦闘パノラマ館」に来てみたのですが、どうやら閉まっている様子。
休館日ではないはずだけど……と展示館の裏手にあったチケット売り場で聞いてみると、どうやら来年まで改装か何かで閉館しているとのこと。

そもそもここに来ようと思ったのは、話せば長くなるのですが(笑)……モスクワから100km位西に行ったところにボロジノという小さな村があります。ボロジノは1812年にナポレオン軍とロシア軍が戦闘をした、いわゆる古戦場的な場所です。

ここで戦略的撤退を行ったロシア軍により、結局ナポレオン軍はロシアの冬将軍にやられ負けてしまうことになったターニングポイントとなる場所なのですが、このボロジノの戦いにちなみ「ボロジノ」という名前の軍艦が就役しました。日露戦争時はバルチック艦隊にも投入されていた軍艦です。

その軍艦「ボロジノ」が沖縄東方を航海中に南北大東島を発見してロシアを始めとする世界中の海図に「ボロジノ諸島」と記され、その大東諸島に自分が毎年出稼ぎに行っているという遠いか近いかよくわからん、どちらかと言えば遠い(笑)縁があって来てみたのですが、見られなくて残念でした。
この時点で午後2時くらいだったのですが、この日は結局したいと思ったことが何一つ出来ずに観光は終了となりました。
その後はアルバート通り近くの「ドム・クニーギ」という書店で土産物を買ったり、
ショッピングセンターでなぜかダイドーの自販機があるのを発見したり、とまずまず有意義な時間を過ごしました。
缶コーラとかは大体40RUB(約68円)位で買えるのに、この自販機は100RUB(約170円)と強気な設定で果たして需要はあるのでしょうか……
ちなみにロシアにいる間は、スーパーでもどこでも缶コーヒーというものはここ以外で見かけませんでした。
夕食はまたしても「ムームー」というチェーン店のカフェへ。
適当に選んだオーロラソースがかかったロールキャベツと、イカが入ったサラダが激ウマでした(笑)。
歩道の除雪の様子。人がいてもあまり構わず機械でガンガン除雪しています。
日本の感覚でボーっとしてると普通に危ないです……