2021沖縄から北海道へ11日目 奥出雲~鳥取 廃の風景は美しい

正に旅館の朝食、という感じが嬉しい。地元仁多米の土鍋焚きご飯が美味しくて、土鍋にあった3杯分全部食べてしまった笑

1車線の県道で鳥取県へ。こういう道好き。

旧国鉄倉吉線泰久寺駅跡へ。

駅前広場は現在私有地になっているのですが、今車が停まってるあたりの3台分くらいが駐車スペースとして開放されています。

ここから旧山守駅方面へは歩いていけるようになっています。

1985年の廃線から36年が経ち、線路際に大木が生えていたりして、かなり自然に帰りつつありますが、

中でもこの廃線跡のシンボル的に扱われているのが、線路上に生えた3本の竹。

よく見ると1本は倒れかけているのを補修した跡があります。

個人的には、自然に竹が生えてきたのなら倒れるがままに放置するのもまた廃の風景として美しいと思うのですが……

竹林の中を走る廃線跡は、全体的にあまり現実感がありません。

竹がしなって、自然の半洞門状態になっているのもよい。

旧山守トンネルは、イベント時以外は閉鎖されているのでここで折り返します。

ここはゆっくり歩いても片道10分もかからないので、機会があればぜひ散策してほしいところです。

倉吉市内へ。

倉吉市の中心部は古い町並みが残っていて、

車を周辺に何か所かある無料駐車場の一つに停めて、歩いて散策。

時節柄ほとんど人は歩いておらず、人が少ないのは落ち着いて散策が出来るので好ましくもあり、休業しているお店が多いので寂しくもあり……

古い町並みを抜けると、旧倉吉線打吹駅跡があり、旧倉吉線の資料館があったので入ってみます。

中に入ると無人で、自分で館内電気のスイッチをONOFFする方式で、こういうところは自分のペースで見学できるのがいい。

こういう古い街並みは北海道にはあまりないので、北海道生活が長い今となっては逆に新鮮です。

智頭急行の智頭駅に鉄印を購入に行く途中で寄った人形峠のウラン鉱山の資料館「人形峠アトムサイエンス館」は、鳥取と岡山の県境の岡山県側にあるので、この2日前から岡山県に発出された緊急事態宣言により休館となっていました。残念。

智頭駅で鉄印を購入して、隣の恋山形駅を見学。

派手やな。普段使いしてる人はどう思ってるんだろう。

この日は鳥取駅近くのビジネスホテルに宿泊。

チェックイン時「本日の宿泊はアップグレードが当たりました」と言われたのですが、ホントに広いなこの部屋。風呂とトイレも別だったし、全体的に年季が入った建物でしたが、3,000円台でこの部屋なら何も言うことはありません。