この旅第二のメインイベント「岩木山登山」のため、朝ごはんをいつもより多めに取り、やる気満々でした、この時は。
岩木山のふもとまで来ましたが、朝からずっとこの調子で山頂は見えません。
まあ、とりあえず岩木山スカイラインで8合目まで行って、そこで山頂まで行くかどうか考えるべと料金所まで来てみると……
125㏄以下は通行禁止でした。
下調べでは全く気づかず、現地に来て初めてわかるとは不覚。
ということで撤収!笑
ちょっと頭の中を整理するために、通り道で気になっていた岩木山神社へ参拝。
弘前の街歩きにするか、ひたすらカブで走り回るか……参拝の間にいろいろ考えて、
十和田湖へ紅葉を見に行くことにしました。
田舎館村役場前の田んぼアートを見に来たのですが、色分けされた稲穂はあるのですが、アートになってる感じではなく。今年は最初から田んぼアートは作ってなかったのかなぁ。
「道の駅いなかだて弥生の里」横の第二田んぼアートはアートになっていましたが、展望台が閉鎖されていたので、全体の感じはつかめないままでした。
黒石まではいい天気でしたが、山の中に入っていくと曇ってきてかなり寒くなり、十和田湖観光の中心地になる休屋はなんとなくパスしました。バイクの駐輪にお金を払ってまで見るところかなというちょっとセコイ考えもあったり。
休屋の少し先の宇樽部という、アイヌ語由来っぽい地名の遊覧船乗り場に行くと……桟橋には柵があって先には行けないようになっていました。十和田湖の遊覧船もよく見ると使用感はなく、天気と合わせてちょっと切ない。
青森へは奥入瀬渓流を通って向かいます。
奥入瀬渓流沿いの国道103号線はあまり広くないので、
車で行くと、銚子大滝の近くのスペースか石ヶ戸の駐車場くらいしか停める場所がありませんが、カブだとちょっとスペースを見つけては停めて景色を眺めることができました。
紅葉には少し早かったかもしれませんね。
紅葉の名所の蔦沼は、予約制で整理券がないと入れないらしいのでパス。
新田次郎の小説の題材にもなった「八甲田山雪中遭難事件」の後藤伍長の銅像を見に来ました。複合的な要因が重なって最悪の事態を招いたこの事件には以前から興味があって、小雨が降って寒かったのですが、酸ヶ湯温泉を通らずこちらを見るルートを選びました。
青森の市内には温泉が多く、国道からちょっと外れた場所にあった「極楽湯」で生き返ります。
夕食は昨日休みだった「おさない」再び。今日は開いてました。
お目当ての「ほたて貝焼みそ定食」。寒い時期に合います。
ワンコインの定食もよさげだったので、また来たいですね。
青森港に到着。
10月中旬の青森港1910発という中途半端な時間のフェリーなので、当然のようにバイクは1台。
無事、函館港に戻ってきました。港から2分で宿に着くのは、特に夜遅く着くと改めて便利ですね。