日帰りで青森へ2015 その1 田んぼアートは巨大だった

7月に入り、だんだん旅人さんも増えてきたのですが、1日ポッカリとノーゲストの日がありました。
前日になってもご予約はなく、翌日もチェックイン予定時間が遅い旅人さんばかり……
これは……ちょっとどこかへ行きたい誘惑が……
午前2時20分。津軽海峡フェリー函館ターミナル。
ウチから歩いて10分なので、アシがないこの時間でも余裕で到着。
「ブルーマーメイド」に乗るのは就航前の内覧会以来だったので、いろいろ船内設備を見て歩こう……とは思わず、空いてるのをいいことに出港前から爆睡して、あっという間に青森港に到着。
青森港から歩いて新青森駅を目指します。
まだ朝の7時過ぎなのにすでに暑い……
乗る予定の列車まで小1時間しかなかったので少し早足気味に来たのですが、少しだけ余裕を持って弘前行に無事乗車。
せっかく来た弘前ですが、今回は乗り換えだけで素通り。
弘前はかけ足でまわるよりじっくり歩きたいですね。
弘前からは弘南鉄道に乗り換え。
30分位で田んぼアート駅に到着しました。
田舎館村の田んぼアートはこの駅前と村役場前の2ヶ所にあって、その間を無料のシャトルバスが走っています。
先にこのバスに乗って村役場のほうへ行くことにします。
10分ほどでお城のような外観の役場に到着。200円を払って展望台に上がると……
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!
第1田んぼアートは「風と共に去りぬ」がモチーフ。
下の「青天の霹靂」は新しい青森県産米の名前らしいね。
道に停まってる軽トラと比べるとかなりデカい!
いつまでも眺めていたいけど、もともと展望台が多くの観光客に対応するように作られていないのか通路が人一人分の幅しかないので、いつまでも止まってると後ろが詰まる……
シャトルバスの運転手さんによると「こっちの展望台は狭いから観光バスが来るとすぐ外まで行列になるね」。
展望台へはスムーズに行けたのでまだラッキーだったのかも……
役場のすぐそばに数軒の屋台とその奥に足湯があったので、足湯につかって温まったところで屋台のスチューベンとバニラのミックスソフトmgmg。
自ら田舎と名乗ってしまう村の名前もファンキーですが、村役場の建物もパンチが効いてるな~と思ってたら、
道の駅で村役場のプラモデル発見(笑)。
結構いい値段だなぁ。
道の駅いなかだてと田んぼアート駅の間にある第2田んぼアートのモチーフは「スターウォーズ」。
展望台にいた若い女性が「あのロボットみたいなの何?」と言っていたのが印象に残る。
再び田んぼアート駅から弘南鉄道に乗って黒石着。
乗り継ぎの時間を使って「こみせ通り」へ行くことに。
歴史を感じる消防団の建物。
中にはノスタルジックな消防車が見えます。
1971年から40年以上使われてるのか……
今でも現役だから別に見世物にしているわけではないんだね。
消防車が「いや~、出番が多くて大変ですよ」というのもちょっとイヤなので、静かに街の安全を見守っている今の姿がちょうどいいのかも。
こみせ通りの「こみせ」とはこの木造のアーケードのこと。
この日のように日差しが強い時は日陰になって風も通るので涼しく、雪の時期には雪よけになるなどうまく考えられています。
昔ながらの商店やお屋敷が並んでいるのは100m位の範囲なので、一通り散策して駅方面に戻ります。
黒石といえば、B級グルメの「つゆやきそば」。
ソース味のチープな味のスープがB級感を際立たせています。
ウマい。
メニューにある「純米やきそば酒」が激しく気になる(笑)。
黒石駅前からは弘南バスで浪岡へ出て、電車に乗り換えて新青森へ向かいます。
続きます……