2021日本縦断の旅10・11日目 広島~小倉~那覇 人間魚雷の島へ

広島からは、岩国で錦川鉄道に乗り継いで終点の錦町へ。錦町駅には駅員さんがいるのですが、運転士さんが車内で料金を集めるので、まずそこでバタバタ。そして、鉄印目当ての旅人さんが5~6人いたので、少ない折り返し時間で鉄印販売をこなすのに双方バタバタ。と、落ち着かない錦町駅滞在でした。

車内で小銭を出していると時間がかかるので、往復より少し高いのですが2,000円とキリがいい「錦川清流線1日フリーきっぷ」を入手。フリーきっぷを錦町駅窓口に見せるとオリジナルのグッズがもらえたので、結果的にこちらを買ったのが正解だったかも。

川西で岩徳線のキハ40に乗り換えて徳山へ。ちょうど高校生のテスト期間に重なったので、徳山の近くまで座れませんでした。今回の乗り鉄旅で国鉄型のディーゼルカーに乗ったのはここだけかも。

徳山駅から歩いて5分くらいの場所に、大津島行きの船乗り場があります。

徳山港から約30分で、大津島の馬島港に着きました。

ガイドマップには島の南側を1周できる遊歩道のようなものが描かれてたのですが、途中で道が怪しくなってきたので引き返します。この後結構激しめの雨が降ってきたので結果的に行かなくてよかったです。

大津島は、戦時中「人間魚雷回天」の訓練基地が作られた島で、今も当時の施設が一部残っています。手前の階段が「地獄の階段」と呼ばれた兵舎と整備工場を結ぶ階段、グランドっぽい部分が整備工場があった場所、木の下にある建物が手前から点火試験場、危険物貯蔵庫、変電所の跡になっています。

当時下士官兵舎があったあたりに「周南市回天記念館」があります。内部展示は、隊員の顔写真・遺品・隊員の手紙などは撮影禁止になっています。

若くして散っていった隊員の写真などを見ていると、いくら追い詰められていたとはいえ、もうちょっと何とかならなかったのかという印象が強く残りました。

ちょっと山のほうにある魚雷見張所跡へ寄って、

「回天」輸送用のレール跡が残るトンネルを抜けると……

魚雷発射試験場跡「回天訓練基地」があります。

ここまでほぼ誰にも会わなかったので、当時の雰囲気などをある程度は体感することが出来て、いい島旅になりました。

徳山から小倉まで「のぞみ」に課金。徳山から小倉まで27分で到着。急ぐから新幹線を使ったのにあまりにも早すぎて、もうちょっと座席でゆっくりしたいからそんなに急がなくてもええんやで、というちょっと矛盾した考えも頭をよぎったり。

夕食はとりあえずとんこつラーメン、ということで「一蘭」へ。混んでいても、一人づつ仕切られたカウンター席は落ち着きますね。

翌日。小倉から戸畑まで電車で移動して、若戸渡船の戸畑渡場へ。

若戸渡船は若戸大橋の近くを運航するので、100円で遊覧船に乗ってる気分。

若松渡場のあたりには、明治~昭和初期に建てられたレトロ建築のビルなどが多いらしいので、またそのうち街歩きに来たいと思います。

若松からは電車を乗り継いで、

福岡空港へ。

福岡空港の中にある「ラーメン滑走路」の「モヒカンラーメン」で、昨日の夕食に続いて、またとんこつラーメンのお昼。

福岡から那覇行きのスカイマークに乗ります。

桜島もよく見えました。

約7か月ぶりに沖縄に戻ってきました。

ラッピングゆいレールに当たるとなんかトクした気分になります。

沖縄初日の夕食は、仲間から「仕事が重なって今日はあまり飲み気分ではない」ということで、久々の「やっぱりステーキ」へ。来るたびに少しづつ値上げはしているのですが、このクオリティで1,200円なら十分満足です。