何年ぶりかで阪神甲子園球場に来ました。
3塁側の16番ゲート近くに、甲子園球場を本拠地とする阪神タイガースや高校野球の歴史を展示した「甲子園歴史館」があります。
展示物の撮影は自由なのですが、ネットへのアップは禁止とチケットに書かれていたので、中の写真はありません。
阪神や高校野球の過去の名勝負などが流されていて、充実した空間でした。
甲子園歴史館の入館料は600円ですが、追加でツアー代を払って球場内見学のスタジアムツアーに参加することにしました。
ツアーは9番入口より入ってすぐにある、使用済み切符で作られたマスコットのチケットアートからスタートしました。
参加料は歴史館の入館料込みで1500円でした。
ネットには前日までに要予約と書かれていますが、空きがあれば当日でも大丈夫のようです。
通路を通って3塁側のブルペンへ。通路には雨天用の巨大なシートやリリーフカーが収納されていましたが、通路内は撮影禁止だったので画像はありません。
監督室などの前を通り、3塁側のロッカールームへ。
ビジターチームが使うロッカーは、高校の部室かと思うほど質素。
ロッカールーム内のモニター下にはこんな注意書きも。
一方、ホームチームの阪神タイガースが使う1塁側のロッカールームはこんな感じ。
違いがあからさま過ぎる(笑)。ただ、どこの球場でもホームとビジターはこんな感じらしいです……
ベンチ裏のミラールームと呼ばれる、選手がフォームのチェックなどをする場所を通って、いよいよ3塁側のベンチへ。
ベンチの掘り下げが意外と深い気がします。
阪神園芸がグランドの整備中。
ここまでガッツリ整備するのはオフシーズンならではの光景とのこと。
こんな畑を耕すようにして造ってるんだね……
テレビでよく見る、ピンチの時に投手コーチがブルペンに連絡してるヤツ(笑)。
楽天本拠地のコボスタなんかはベンチがレカロシートだった気がしますが、甲子園球場は昔ながらのプラベンチです。
アルインコの広告下が、阪神球団オーナーの席らしいです。3塁側なんですね。
カメラマン席。
よくファールボールとかそれを追いかける選手が飛び込んでくるところですね。
グランドのブルペンは高校野球の時だけ作られるそうです。
グランドからアルプススタンドへ移動。
フェンスに付いている白い○型は、ホームランボールが当たった跡。
約50分の内容の濃いツアーでした。
歴史館横のタイガースグッズショップで、阪神園芸グッズを購入。
球場を出てブラブラしていると、タイガースカラーのローソンを発見。
甲子園から阪神と阪急を乗り継いで、西宮北口へ。
駅前のショッピングセンター「阪急西宮ガーデンズ」は、かつて阪急ブレーブスの本拠地だった西宮球場の跡地に建っています。
噴水ガーデンの隅っこが当時ホームベースがあった場所。
5階の「阪急西宮ギャラリー」には、当時の西宮北口駅付近のジオラマがあります。
自分の中で西宮球場のイメージは、阪急神戸線から見えた「白雪」の大看板なんだよなぁ。
外野席までビッシリ。普段の公式戦は寝て見られるくらいガラガラでした……
阪急電車の展示も少しあります。
ショッピングセンター近くの公園には、ダイヤモンドクロスの線路が保存されています。
西宮北口から乗った阪急電車は神戸線の「爽風」ラッピング車両でした。