午前中は六甲アイランドで沖縄行の船にバイクを乗せる手続きをしていました。
料金は、マルエーフェリーの神戸~那覇間で21125円(90㏄のカブの場合)。
確か50㏄だと17000円位だと聞きました。
燃料調整費があるので、時期によって料金が少し上下するかもしれません。
阪急の三宮駅近くでご飯を食べてもまだまだ時間があったので、摩耶山へ行くことに。三宮から神戸市バスの2系統に乗って観音寺で下車、いかにも神戸な感じの坂を上がっていくと……
摩耶ケーブル駅に到着。
ケーブルカー+ロープウェイで摩耶山頂までの片道料金は、JAF割引で700円でした。
貸切状態。
ケーブルカーに乗るのは何年ぶりだろう。
上にいくと海も見えてきました。
7~8分の乗車で終点の虹の駅に到着。
駅を降りてすぐ展望所がありました。
ここはかつて千万弗展望台という建物があった跡です。
建物はもうありませんが、眺めはいいです。
ロープウェイの駅前にもかつて茶店だった跡が。
ロープウェイで山頂を目指します。
仕事始めの日の午後だったので、こちらも貸切状態。
ケーブルカーと違って係員もいないので、全くの一人でした。
こちらも10分もかからず山頂へ到着。
掬星台からの眺め。夜景がキレイらしいですね……神戸には20年住んでいましたが夜景を見た記憶がありません……
ロープウェイの駅から10分くらい歩いたところに、摩耶山天上寺があります。
摩耶山天上寺は釈迦の生母摩耶夫人を本尊とする日本唯一のお寺さんらしいです。
境内には枯山水の庭園もあってとてもキレイです。この写真を撮った場所から振り向くと、遠くは淡路島まで見える眺めのいい場所です。
山門と本堂の間には、旧日本軍の戦艦摩耶の碑も建立されています。
摩耶ロープウェイの駅にあるカフェで土産物を買って帰り道について聞くと、地図を見ながら丁寧に教えてもらいました。
ここから上野道を下って摩耶ケーブル下まで大体80分で行けるとのこと。
日没には間に合いそうです。
降りる前に、摩耶山頂へ。
山頂は森の中にあって見晴らしはありません。
ボチボチ降りていきますか……
昨年9月の台風で杉が折れて看板に直撃。生々しい。
折れた杉の木をくぐると旧天上寺跡へ。
昭和51年に火事で全焼するまでここに天上寺があったのですが、全焼して建屋が残っていないからかずっと昔から廃墟だった感が出ています。
境内から急こう配の石段を下りていきます。
仁王門は境内と離れた場所にあるので今も残っています。
仁王様は現在の天上寺に移されているとのことです。
仁王門近くにあった「アメヤ」という茶屋でラムネやスイカを冷やしていた水槽が残っています。
下っていくと視界が開けた場所に出ました。
ここも眺めがいいです。
ここには峠茶屋という休憩所がありました。
ロープウェイ虹の駅近くにも廃墟が。
こちらは「摩耶花壇」という宿泊施設がありました。
こうして見ると、かつてはロープウェイの駅から天上寺までの間に様々な施設やお店があって門前町を築いていたことがわかります。
ケーブルカー駅の脇から山道を下っていきます。
ここまでは階段が多かったのですが、ここからはいきなり尾根の砂地をダイレクトに下っていきます。
でも何か違和感がある……下りるうちにだんだん草が深くなってきてさすがにこれは変だと少し引き返して別のルートを探して、
なおも彷徨っていると道標があったので見てみると、自分が来たほうにダメと×印が(汗)どこで間違えたのか……
正規ルートに復帰してからは普通の登山道に。
ちょっとずつ下界に近づいてる感。
ベンチがあったので休憩。ここまで来ればもう余裕でしょう。
民家が見えてきた。
木の枝が散乱してるのも台風の影響かな?
無事生還。いろいろ写真を撮りながらでしたが、山頂で教えられた通りの80分で下山できました。