相馬から仙台を過ぎて、石巻の先で高速を降りてしばらく走り、宮城県北部にある登米市に到着しました。
着いた時点でお昼時だったので、観光センターに車を置いて近くの食堂でご当地グルメの「油麩丼」と「はっと汁」をいただきます。油麩は出汁の味をよく吸っていて、小麦粉を水で練った「はっと」は厚めのワンタンに似た食感で美味しい。
登米市(とめし)の旧登米町(とよままち)中心部は歴史ある建物も多く「みやぎの明治村」と名付けられています。
その中で一番大きな建物「教育資料館」へ。
和風の建物に洋風のバルコニーが付いた和洋折衷のカッコいい建物ですが、
元々は明治21年に建てられた「登米尋常小学校」でした。
東日本大震災で大分割れてしまったとのことですが、当時物のガラスもそのまま残っています。
明治の一時期だけ存在した水沢県庁記念館を見てから武家屋敷通りを散策。
「医」の字が旧字体になってるのがイイ。
大村崑のオロナミンCホーロー看板の焦げ具合。
いい感じの街並みを10分ほど歩いて「警察資料館」に到着。
ここも明治22年に建てられ、警察署として使われていた建物を資料館にしています。
当時の留置場が復元されている前に実際に使われていた扉も置かれています。
スカイラインジャパンのパトカー!後ろの白バイ(ホンダCB)も古いです。
来た時と別の道から観光センターへ戻る途中にもいい感じの建物が。
旧登米町から旧南方町へ移動。
約6kmの桜並木がある「南方千本桜」を見に来ました。
あまり車を止める場所がありませんでしたが、それでも何か所かで写真を撮ることが出来ました。思ったより交通量も少なく穴場的な場所かもしれませんね。
登米市から栗原市に移動して「くりでんミュージアム」を見学します。
修繕工場跡。機械が見るからに年代物ですね。動力が外部の動力源からカウンターシャフトを経由してベルトとプーリーから各機械へ伝わっているのが興味深い。
車両も2両展示されていました。見た感じまだまだ使えそうですが……
「くりでんミュージアム」の向かい側には旧若柳駅が構内や駅舎を含めて保存されていて、何両か車両も見えます。
ただ、立ち入りできる日が決まっているらしく、柵の外から写真を撮っただけでした。
まだ夕方4時頃なので、このまま東北道で青森まで行ってフェリーに乗ると翌朝には七重浜に戻れるのですが、八戸でもう1泊することにしました……