小さな旅 男爵資料館へ


家にいるのがもったいないくらいのいい天気。
いつか行こうと思っていた当別、茂辺地方面に行ってみました。
今回はJRとバスで往復することにして、まずは七重浜からJRで渡島当別まで来ました。

駅のすぐ裏に男爵資料館があります。
ここは、男爵いもの生みの親である川田龍吉男爵が、函館どつく再建のために来函してから亡くなるまでの間過ごした渡島当別に、当時使用していた機械や器具類を展示した資料館です。

入口で500円を払って当時は牛舎だった建屋の中に入ると、まずは係の方から川田龍吉男爵についてざっくりレクチャーを受けます。
その後、1階に置いている大型の機械類を見た後、

林業、農業関係の道具が展示されている2階を見てまわります。

渡り廊下より別館に移動すると、メイン展示物のロコモビル蒸気自動車が展示されています。
動力は灯油ボイラで蒸気を発生させて得るもので、ボイラは座席のすぐ下にあり断熱材を巻いているとはいえ夏は暑そう。

30年くらい前にボロボロの状態で見つかったものを動態復元しているので、パーツは新しいものがついています。

別館を上に進むと、川田龍吉男爵の別荘の1室を再現していたり、

熊がたき火に当たっている絵がカワイイ薪ストーブなどの生活や趣味に使用した道具類が展示されています。
思っていたより見ごたえがあり、あっというまに1時間が過ぎていました。