国道279号散歩 1

国道279号線は、函館市から海を渡り大間町から野辺地町までの国道ですが、北海道側の函館駅から末広町を歩いてみました。

雪にちょっと隠されてますが、函館駅前交差点の隅に函館市国道元標があります。
この交差点が国道5号、278号、279号の起点となってます。
ここにあるのは複製で、本物は交差点の中にあるそうですがどこにあるかわかりません(笑)。

市電の線路沿いに歩いていくと、豊川広路のグリーンベルトに「北海道警察官初派出所発祥の地」とありました。
この奥には「北海道写真発祥の地」の碑もあったのですが雪にはまりそうで行けず…。

十字街の交差点には、電車へ信号を出したり、ポイントの切り替えをしていた操車塔が残ってます。
1995年まで使われていたそう。

ちょっと復活したらしい自由の女神を見に二十間坂の上へ。
やっぱりこの場所にはあまり…

国道に戻り、八幡坂の交差点を右に曲がるとすぐ海にぶつかるのですが、国道区間はここまでになっています。
で、交差点の先には黄色い桟橋のようなものが。

ここは、東日本フェリーが1968年に函館~大間間のフェリーを運航したときに使用された末広町桟橋の跡です。
函館市史に現役時代の写真が出てました。
http://archives.c.fun.ac.jp/hakodateshishi/tsuusetsu_04/shishi_07-02/shishi_07-02-45.htm
ボーディングブリッジも残ってます。
今西波止場になってるところに東日本フェリーの本社ビルが建っていたそうです。

このあたりは給油船が停泊していたり、岸壁もひび割れだらけで雑然とした雰囲気になってます。
もう少し続きます。