谷地頭温泉が岐路に立たされています。
これまで谷地頭温泉は函館市企業局(旧水道局)が運営していたのですが、利用者減と熱帯植物園の運営などの温泉事業全体の赤字もあって民間に売却されることになり、明日から民間事業者の募集が始まります。
来年1月に事業者が決まり、3月末に引き渡される予定です。
最低売却価格は5億3千万円くらいで、5年間は公衆浴場を継続する、5年間の転売禁止などが条件になっています。
ピーク時には年間80万人いた利用者も、減少し続け今は年間37万人になっているそうです。
来年の夏ころにはどうなっているのでしょうか。
谷地頭温泉といえば、函館では湯の川温泉と並ぶブランドだと思っています。
市の議事録によると、温泉単体では施設改修の償還分を除けば黒字になっているそうなので、現在の親しみやすく気軽に行ける浴場施設の継続を願いたいものです。