イルミネーションいろいろ

この冬も函館の西部地区では、12月25日まで赤レンガ倉庫周辺で「クリスマスファンタジー」、2月28日まで二十間坂・八幡坂・元町公園で「はこだてイルミネーション」が開催されています。ということで、これらのイルミネーションを見に行ってきました。

函館駅を降りて、朝市を抜け二十間坂通りへ。
この時期は16時半くらいでも大分暗くなるので、夜の散策には逆にいい時期なんじゃないかと思っています。

そのまま二十間坂を上り、坂の上で右に曲がると突き当りにカトリック元町教会が見えてきました。
二十間坂とカトリック教会の間は、右に東本願寺、左に古民家が並び、いかにも函館らしい風景で僕の好きな場所の一つです。
カトリック元町教会から山のほうに向かうと、すぐに道が狭くなります。
この狭い坂にはチャチャ登りという名前がついています。
チャチャとはアイヌ語で「おじいさん」の意。
坂が急なので、登るときにどうしてもおじいさんのように腰が曲がってしまうということで名付けられれたとかなんとか。

坂の上のあたりで撮ったこの写真。
今年の函館市観光ポスターと同じアングルで撮ってみました。
チャチャ登りを下って、ハリストス正教会、遺愛幼稚園の横を通って行くと、函館の数ある坂の中でもっとも有名な坂に到着します。

八幡坂です。
真正面に摩周丸が見えるこの坂では写真を撮っている人も多いです。
その後、旧函館区公会堂のライトアップと元町公園のイルミネーションを見て、海沿いを歩いていきます。
元町公園ではちょうど工事をしていて、あまりいいアングルの写真が撮れませんでした。

函館駅に桟橋が出来るまで青森からの乗客が上陸したという東浜桟橋から、クリスマスツリー方面を一枚。
初めは緑の島から写真を撮ろうと思っていたのですが、入口のゲートが閉められていたので断念。
函館市公式観光サイトの「はこぶら」には、冬季は17時で閉鎖されるゲートが12月のみ20時まで開放と書かれていたのですが…残念。
(「はこぶら」様より「港湾空港部に確認したところ、クリスマスファンタジー開催中は、花火の打ち上げ準備のため、15~18時すぎにいったん閉門するそうです。夜間はまた入場可能です。」とのご返信をいただきました。現在はHPも修正されています。 ~12月17日付記~)

毎日18時から行われるクリスマスツリーの点灯式を見たあたりから吹雪いてきて、写真ではあまり伝わらないかもなのですが、ちょっと顔も上げづらいくらいに雪が降ってきました。

ツリーのまわりが白っぽくなってるのは雪が吹き付けているのです。
この後、雪がうっすらと積もった状態になり、この先もあまり気温が上がらなさそうなのでこのまま根雪になり、この先はホワイトクリスマスイルミネーションになりそうな気もします。
あまりにも寒いので、これから松風町の某ラーメン店に行って、とりあえずビールとギョーザ、そのあとラーメンを頼んで、シメに+100円でそのスープでおじやを作ってもらって…などと思いながら店の前に来ると… なんと臨時休業!
この時の何とも言えない切なさというかやるせなさというか。
結局別のお店でラーメンを食べて函館駅へ。

何気ない日常風景のはずだけど。
夜の函館駅は独特の雰囲気があって好きです。
行先は江差ですが、さすがに鉄道ファンらしき人の姿は車内になく。