2015台湾旅行その10 九份~嘉義 一周したけどもうちょっと旅を続けよう

朝の九份。昨日は暗くなってからの到着だったのでよくわからなかったけど、こんな眺めだったんか。晴れてればきっといい感じだったのに(´・ω・`)
九份~瑞芳は788系統のバス、瑞芳~台北は電車で移動。台北に到着して台湾一周は達成したのですが、もうちょっと旅を続けます。台北からはこの旅初の高鐵で移動。さすが日本製。全然揺れないし静かだね。

高速バスで3時間弱の行程を新幹線では1時間かからず台中着。でも値段はバスの3倍……といっても3000円でおつりが来るのです。
高鐵の台中駅と台鉄の新烏日駅は通路で繫がっていて、その間の広い場所にはいろいろとお店があります。
台湾鉄道故事館(台鉄のグッズショップ)は台湾全土いろいろな場所にあるのですが、ここのショップが一番デカいと聞いてここでしばしお土産タイム。
コンコースにはいろいろ工作物が展示されていて、このディーゼルカーは段ボール製。
このロボットはよく見ると……
使用済みの切符を集めて出来ていました。
新烏日からは各駅停車で嘉義へ移動。ちょっと急ぎ気味に嘉義まで来たのは、阿里山鉄道の切符を手に入れるためだったのです。切符は4日前から購入できるのですが、直接窓口で買うか、電話で予約して振込のどちらかのみという外国人には少しハードルの高い仕様になっていて、どちらの手段も取れない場合はなるべく早く来るしか手段がないのです。
初めに窓口で「阿里山」と言ったからか窓口氏には
「阿里山ならそっちの乗り場からバスで行け」
的なことを言われたり、怪しげなバb……ご年配の婦人に
「アリサンニイクナライイヤドアルヨ」
と言いよられたりして、ちょっと途方に暮れかけてたのですが、筆談のほうが通じるかなと試しに
「明天 嘉義~奮起湖 1張」
と書いたメモを見せつつ
「ジャーイーフェンチーフ―バイトレイン、フェンチーフ―アリサンバイバス」
と言ったところ一発で通じ、めでたくチケットを手に入れることが出来ました。
嘉義には市がやってる無料のレンタサイクルがあると聞いていたので、それで市内を巡るつもりをしていたのですが借りれる場所に行くと何か張り紙が……
必死で意味をつかもうとすればするほど、今月いっぱい貸出を中止してるとしか読めないのですが(泣
自転車で駅から少し離れたところの北回帰線上にある公園に行って、帰りは廃線跡のサイクリングロードから戻って……と考えていたのですがそれは中止して、徒歩で阿里山鉄道の車庫がある北門駅方面へ向かいます。
車庫と同じ敷地には昔の機関車や
車両が展示されていて自由に見てまわることが出来ます。
トイレも昔の車両を再利用。
車庫から道路を渡るとすぐに北門駅があります。
この駅舎も見るからに古いですが、日本統治時代からのモノでしょうか。
雰囲気がいいからか、モデルさんが何かの広告用写真の撮影をしていました。
北門駅前には昔の建物を集めてカフェや土産物屋さんとして営業している一角があり、こんな展示も。
ここは、日本統治時代に嘉義農林という学校が甲子園で準優勝したときのことを描いた映画「KANO」のロケ地だったようですね。
街の中心部にある噴水ロータリーにはその時のエースの銅像も建っていました。
この日の宿は日本語も英語も全く通じない宿でしたが、身振り手振り筆談で「自助洗衣店(コインランドリー)」の場所を聞くと
「ウチデセンタクシテアゲルヨ」
と(多分)言われ、
「センタクモノハココニホシトケバイイ」
と廊下の物干し場を示されたのですが、湿度が高く乾かない気もしたので、洗濯モノを抱えて夜の街へ。
しばらく歩いた場所にあった「投幣式洗衣場」で無事乾燥も終了しました。
嘉義の街は他の街よりパチ屋が目立つ気がする。
夕食は嘉儀名物鶏肉飯。お目当ての店は定休日だったので適当な店へ。
お昼も鶏肉飯だったのですが、店によって味が結構違う気がするのでまた食べに行きたい。