2018ロシアの旅4日目 モスクワ 博物館めぐりと寝台列車の旅

この時期のモスクワの夜明けは8時過ぎなので、7時に起きてもきれいな朝焼けを見ることが出来ました。
9時頃宿を出て、まずは「宇宙飛行士記念博物館」を目指します。
最寄りのВДНХ(ベーデーエヌハー)駅を降りるといきなりこれが目に入ります。
なんですかこのカッコ良すぎるモニュメントは。
博物館は土曜日の開館直後だったからか、お子様連れで大混雑。
チケット売り場にたどり着くのも一苦労です。
スプートニク5号で、周回軌道をまわって史上初の無事戻ってきた2匹の犬は大人気。スプートニク2号で初の周回軌道をまわった「ライカ」のこともたまには思い出してください……
展示の数々やソ連時代のポスターからも、宇宙にかける気合の入り方が伝わってきます。
出口には宇宙食の自販機も。ネタで買ってきたらよかったかも?以前デイリーポータルZというサイトで、ここの宇宙食ネタやってたような気がする。
地下鉄駅近くの地下道の表示。やっぱりキリル文字はかっこいいね。そもそもロシアに行こうと思ったのも、キリル文字に埋もれてみたかったからという思いがあったりなかったり。
メトロをリジュスカヤ駅で降りて、先ほどの地下道をくぐった先にあるのがロシア国鉄のリジュスキー駅。
その駅裏に「モスクワ鉄道博物館」があります。
その隣では、SLが出発の準備?をしてたけど、この後動いたんでしょうか。
ここでは主にソ連時代に活躍していた車両が展示されています。
ソ連時代の車両はどこか可愛いところがありますね。
メトロでパヴェレツカヤ駅まで移動。国鉄パヴェレツキー駅近くにもう一つの「モスクワ鉄道博物館」があります。
こちらは資料などの展示が主になっています。
この人形は遠目には本物の人間に見えたのはここだけの話。
博物館のハシゴのラストは、メトロのリムスカヤ駅から徒歩15分くらいの場所にある「モスクワ交通博物館」です。
こちらは主にソ連時代の乗用車や
バスなどが展示されています。
ソ連時代のバスなどはあまり見る機会もなく、
ここでは山ほど写真を撮りました(笑)。
古いフェアレディZも展示されていました。
予定していた場所は見終わりましたが、夜行列車の出発にはまだ時間があるので、クレムリンのライトアップを見に行くことにしました。
夜のワシリー寺院もいいですね。
グム百貨店も全身電飾されています。
中もいい感じ。ソ連時代からあまり変わってないんだろうね……
夕食は昨日のお昼と同じくカフェ「ムームー」で食べて、宿で荷物をピックアップして、メトロでコムソモリスカヤ駅へ向かいます。
来た電車は「クラスナーヤ・ストレーラ(赤い矢号)」ラッピング車両でした。
あるとは聞いてたけどまさか実際に乗れるとは、幸先いい感じ。
だいぶいろいろ行ったはずだったのですが、始発のレニングラーツキー駅には出発の4時間前の20時ころに着きました(汗)。
仕方ないので、駅の人の流れを眺めていたのですが、ほんとに中国人の団体さんが多いですね。駅の案内も露英のほかに中国語の表記もあるくらいに。
そうこうしてるうちに赤い矢号も入線してきたのでホームへ。
ちなみにこの駅では、待合室に入るときとホームに入るときの2度リュックなどをX線に通さないといけないなど、日本人の感覚では非常にめんどくさい儀式が必要になります。
車両ドアごとに立っている車掌さんにeチケットとパスポートを見せて乗車。
軽食と水などが入った容器が置かれています。
新聞もサービスでついてきます。
発車してすぐに先ほどの車掌さんが朝食の希望を取りに来ます。
自分はパンケーキと別料金のグリーンティー(45RUB(約80円弱))を注文。
朝食自体は料金に入っています。
心配していたコンセントもありました。
タブレットのバッテリーが完全になくなったので、緊急避難的に駅待合室の携帯電話ショップでモバイルバッテリーを購入していたのですが、これで一安心。
この日はコンパートメントに相客はおらず、快適な一夜を過ごすことが出来ました。ベッドにカーテンがないので相客がいると結構気を使いそうな気がします。
モスクワ~サンクトペテルブルク間650kmの移動で料金が3209RUB(約5500円)は安いと思います。