平塚のビジネスホテルを出て、お昼過ぎには伊豆高原の「やすらぎの里 高原館」に到着。
ここは「週末でココロとからだをリセット」をキャッチフレーズに、2泊または3泊で断食コースや低糖質の養生食コースを選んで、心身のリセットやデトックスなどを目的とした宿です。
自分は3泊の断食コースを選んだので、この日は事前の宿スタッフの指示により、朝からお茶しか飲んでいません。部屋にはハブ茶の入ったポットがあって、好きなだけ飲むことが出来ます。
お風呂は温泉です。男性用は家庭用より一回り大きい程度の広さですが、参加者約20名中男性は自分とご夫婦で参加されていた2名だけだったので、全く問題ありませんでした……
話を聞くと、女性用はカランが6つくらいあって広いらしいです……他に貸切風呂と予約制の岩盤浴があります。今回岩盤浴は未体験です。
初日は面談を受けた後、カッピングの施術を受けます。どこか悪いところはないか聞かれたので「腰が悪いです」と答えたら「カッピングをすると血行が悪いところは赤くなるのですが、腰より肩がちょっと赤くなってますね」肩か~運転続きで肩に力が入ったのかもね……そういえば筋トレを始めてから、腰が痛むことが少なくなったかもしれません。
初日の夕食は、具なしの味噌汁です。
確かに空腹感はあるのですが、部屋のハブ茶の他にも、食堂兼談話室に置いているハブ茶や梅湯、日替わりのお茶、少し砂糖の入った生姜湯なども飲めるので、1日何も固形物を入れなくても思ったよりは平気かも。
2日目。伊東の朝は早い。6時半から朝ヨガがあって、近くのバス停まで往復30分位の散歩に出かけます。
散歩から戻ると、ショウガ紅茶が用意されていました。
マッサージの施術を受けると、10時から朝食。ニンジンのスムージーでした。美味しい。
朝食後は17時までフリータイムなので、歩いて大室山のリフト乗り場へ。
乗ると5分位でお鉢状になっている山頂へ。30分くらいかけて1周します。
リフトに乗るのは久しぶりだけど楽しいですね。
大室山のふもとにある「さくらの里」では一部桜が咲いている木もありました。
ここからはあまり整備されていない山道を抜けて
池集落へ。山の中にあった池を干拓して水田地帯にしたことが地名の由来だとか。
米作りは時季外れなので「らしい」風景は見られず。
後日、伊豆高原駅のお土産屋さんで池集落の米が使用された日本酒が売られているのを見つけました。
2日目の夕食は「かぼちゃのすり流し味噌汁」。
3日目。朝のヨガはサボらせていただきました(汗)。6時半からヨガの動きをするのが辛かったのです……朝の散歩では、大室山がきれいに見えました。
散歩が終わると、甘酒が用意されていました。
朝食は「回復大根」と「豆乳ヨーグルト」。回復大根は3種類の薬味のうち、真ん中のたたき梅を半分入れて昆布だしの汁を半分ほどいただく。その後左の味噌や右の醤油麹などを付けていただくというお作法がテーブル上のカードに書かれていました。
丸2日ぶりの固形物。味わっていただきました。
この日のマッサージが終わったのが11時半頃と遅く、16時からセルフ整体のお話があるので、今日のフリータイムは短め。昨日は山に行ったので、今日は海のほうへ。
まずは「対島の滝」へ。海に直接落ちる滝ということで行ってみたのですが……あまりにも水量が少なく正直迫力不足でした……
橋立吊橋へ。下が見えないので揺れてもあまり怖くはなかったのですが、
外から見ると結構高いところにあったんですね。
伊豆高原駅にある伊豆急行の資料館を見たり、
駅の休憩スペースで来春に引退予定の185系「踊り子」を眺めたりしていると、足が動かなくなってきたので、
バスで帰ることにしました。
3日目の夕食。だいぶ食事らしくなってきました。
断食のツボは断食自体より、むしろ回復食にあるらしいですね。
ここをしくじると断食自体に意味がなくなるとか。
この日は最終夜なので、食後にフルーツティーパーティーがありました。このころには同宿者の何名かとお話するようになっていたので、楽しいひと時が過ごせました。
最終日の朝散歩。大島から利島、新島まではっきりと見えました。
散歩から戻ると「もろみ酢酵素ドリンク」が用意されていました。
そして、滞在最後のご飯は通常食が用意されていました。しみじみと美味しい。
チェックアウト時間には、野菜やパンなどの販売もありました。旅はまだ続くので、ミニトマトのみ購入。
3泊4日の断食体験。スタッフの皆様や同宿者の皆様に恵まれ、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
滞在中に体重は2Kg減りました。