復活!七重浜の湯

昨年9月に閉館した七重浜の湯。
運営の事業者が変わって、6月25日から再オープンすることになりました。
21日から24日まではプレオープンとして、300円の入浴料で入れるということで早速行ってきました。

これまで七重浜の湯の入浴料は520円でしたが、25日の本オープン以降は660円になります。

入口には550円の一般料金に(夏季)燃料代110円を合わせて660円になると内訳が記されていました。
燃料代について聞くと、これまでの入浴料が520円だったのでそれを少し上げさせていただいて、昨今の燃料代の高騰により別枠で追加して徴収しているとの説明がありました。

そして、夏と冬で料金が変わること、今後の燃料代の推移によっては下がる可能性もあることなどもお聞きしたので、これは燃油サーチャージ的なものだと理解しました。

プレオープン中なので、券売機に300円を入れ入場。

※人が居たりその他の事情により、脱衣所から先の写真は撮っていません

脱衣所の大きな変更点は、テレビが撤去されてその場所にも脱衣ロッカーが並んでいたことや、ロッカーは以前のものをそのまま使っていましたが100円リターン式になっていたことなどです。

中に入ると……

洗い場はそのままですが、以前はあった備え付けのボディーソープとシャンプーはありません。地元の人はお風呂セット持参で行くのが基本なのであまり関係ないのですが、旅人さんは要注意です。

炭酸泉は廃止されて、元の浴槽に少し装飾を施された温泉浴槽になりました。
横にあった炭酸泉の説明板は、スパビーチを作ったきっかけから始まる七重浜の湯の簡単な歴史などを書いた説明板になっていました。

大浴槽は、気のせいか以前よりお湯の色が濃くなったような……

薬湯の浴槽は空でした。チラシには設備調整中と書かれているので、そのうち復活の予定があるのかも。

露天は少しぬるめでしたが、露天風呂から見る函館湾の雄大な景色は変わらず。
入ってませんがサウナ部分も変わってないようです。

今の付属設備は、簡単な物販と整体・あかすりだけですが、軌道に乗れば1階のカフェや2階のレストランなども再オープンするかもしれません。チラシにはカットハウスが7月1日にオープンすると書かれています。

待ちに待った再オープンなので多少高くても自分は利用しますが、函館・北斗・七飯には設備が整って500円前後で入れる温泉も多いので、少し年季が入った設備で660円の入浴料ではあまり混むことはないかもなぁ……という印象を受けたのが正直なところです。

温泉自体は茶褐色で湯冷めもしないいい泉質なので、元炭酸泉横の説明板に書かれていた「温泉が最後の一滴まで出る限り営業を継続したい(かなりうろ覚え)」の言葉通りに頑張ってほしいと思います……