2023沖縄から北海道へ1・2日目 北大東~那覇~粟国 長い旅の始まり

2023年3月31日。昨年12月7日から114泊した宿舎ともいよいよお別れとなります。といっても、写ってないところに置いていく荷物が多数あります。

年々置いていくモノが増えていってるのはあまりよろしくないなぁ、何かの事情で来れなくなったら面倒なことになるなぁと、秘かに思っています。

空港まではJAの軽トラを自分で運転して、空港に置きっぱなしでいいよ。後で取りに行くから。と言われ、一人で空港へ。

お見送りがないのは気軽だったり、ちょっとだけ寂しくもあったり。

この軽トラも次の車検は通さない予定と聞いているので、最後の記念に1枚。運転席側のドアが外れかけてて、閉めるのにちょっとコツがいりましたが、来年からは上等な軽トラになると思います。

いよいよ那覇への飛行機に乗り込みます。この飛行機は北大東から南大東まではRAC736便、南大東から那覇まではRAC868便となり、南大東で一度トランジットとなります。

南北大東間の路線は日本一短い路線として有名ですが、何度か乗っていると経由便は少し面倒で時間もかかるので、火水木の那覇直行便に乗りたくなるのが正直なところです。

トランジットで立ち寄った南大東空港の売店で、イカすキーホルダーを見つけたので、即購入。

南大東から約1時間、4か月ぶりの街が見えてきました。

那覇空港からモノレールで美栄橋に移動、泊港近くのホテルに入り、近くの食堂「ルビー」へ。

夕食は美味いと聞いていたカツカレー。ゴロゴロと野菜が入って美味しかったです。

宿に帰る途中、泊港に沈む夕日が見えました。明日も晴れそう。

翌朝。「だいとう」の貨物取扱所に、預けていたバイクを取りに来ました。

粟国島行きのフェリー「ニューフェリーあぐに」に乗船。先にフェリーのそばにある貨物の受付でバイクの手続きをして、フェリーにバイクを積んでから「とまりん」の中にあるチケット売り場で粟国島行きの人のチケットを購入、乗船という流れになります。

料金は人が往復で4,620円、バイクが片道1,320円(250cc)でした。人の往復は今まで6,590円でしたが、補助金か何か理由はわかりませんが値下げになっていました。かなりの値下げ額でおトク感があります。

船上から、先に出港する渡名喜・久米島行き「フェリー琉球」をお見送り。

そして「ニューフェリーあぐに」も出港。「だいとう」のすぐ横を通ります。

年度替わりなので、おそらく学校の先生?の乗用車が大量に載っています。でも海が荒れて全然出港出来ず、このあと4日間くらいここに停泊してたんだよね…

泊港を出港後、2時間くらいで粟国島が見えてきました。

フェリーの中は充電のコンセントも多数あり、多くもなく少なくもないほど良い混み方で、まずまず快適な船旅でした。ただ同行人も自分も揺れには強いほうなので、船に弱い人ならちょっとしんどかったかもしれません。

無事粟国島に到着。今回は、普段那覇でバイクを預かってもらっているT氏との2人ツーリングになりました。北大東にいるときは台湾に行こうかと話をしていましたが、いろいろ事情があって今回は粟国行きとなりました。

まずは泊まる宿に荷物を置きに行きます。海が見えていい感じのお部屋です。

宿の前にはヤギが。多分食用で飼われているヤギかと。

最初に行く予定だった食堂はお休みだったので、少し走って島の西側にある「喫茶まはな」へ。

結局お昼はカレー。まあカレーは毎日食べても飽きないので、問題ありません笑

島の一番西にある「マハナ展望台」へ。とにかく風が強い!バイクが倒されそう。

天気はイマイチ曇っていますが、渡名喜島と座間味諸島が見えました。

粟国島にハブはいません(でした)。

これまで粟国島にはハブはいませんでしたが、2017年頃どこからともなく島に入り込み(木のパレットに卵が付着してたんじゃないかとか言われています)、昨年度は捕獲だけで100匹を超え、今では定着してしまっています。

南北大東島もハブはいませんが、いつこうなるかわかりませんね。

粟国島はサトウキビ畑より牛の姿が目立つ印象を受けました。

島の北西にある「洞寺」という鍾乳洞へ。

無料で見学できますが、島の聖地的な場所で、ちょっと怖い感じもします。

JAおきなわ粟国製糖工場。ヤードを見た感じあまり規模は大きくなさそうです。

屋根の下にサトウキビ収穫のハーベスターが置かれていましたが、キャビンの形状と色を見た感じ、自分が北大東で乗ってる搬出機と同じメーカー(松元機工)のものでした。共通部品も多そう。

粟国の塩工場へ。工場見学はコロナの関係で中止していましたが、直売店で塩と粟国の塩を表面にまぶした塩海苔を購入しました。

集落に戻りマチグヮー(商店)で今晩の酒を調達。

船が出るのは明日の午後なので、残りは明日まわろうと早めに宿に戻って、T氏と軽く飲みつつゆんたく。

民宿の夕食。普通の夕食ですがそれがいい。