2024沖縄から北海道へ13・14日目 松山小倉フェリー~オレンジフェリー~神戸 電気自動車で島巡り

5時ちょうどに松山観光港に到着。7時頃までは船内で休憩も出来ますが、今降りないとタラップが6時半頃まで切り離されるので、今後の乗り継ぎもあってそのまま下船しました。

ターミナルの下りエスカレーターで、自分が降りた後に、ものすごい音が。振り向くと女性が降り口で倒れています。女性の上にいた人のスーツケースが、すべり落ちてきて倒されたようです。怪我はなかったようでよかった。あれはマジで危ないので。

海沿いを20分くらい歩いて、伊予鉄高浜駅へ。

朝一番の電車に乗ります。

3つ目の三津で降りて、レトロな洋式の建物が残る街を港に向かって歩きます。

三津浜港のロッカーに荷物を預けて、途中のコンビニで買ったパスタを食べて、6時55分発の中島汽船「ななしま」に乗船。

まずは、さっき寄った伊予鉄の高浜駅前にある高浜港に寄港。

ちょうど隣に興居島航路の「フェリーしとらす」も到着しました。

船内の売店で御船印を購入しました。

睦月島と、

野忽那島を経由して、

8時15分、中島の大浦港に到着しました。

中島は1周22kmくらいある大きな島で、レンタサイクルでまわると山越えもあって、ちょっとしんどそうな感じです。松山でバイクを借りて島に持っていくことも考えましたが、いろいろ調べると、土日だけトヨタカーシェアの電気自動車「C+Pod」を借りられるとのこと。

ちょうど行く予定だった日は土曜日で、電気自動車に乗る機会もあまりないので、借りてみることにしました。

予約、精算はトヨタカーシェアのwebサイト内で完了して、当日のドアの開け閉めもスマホで行います。

エンジン音がないので最初はちょっと戸惑いましたが、基本操作は普通の乗用車と変わらないのですぐに慣れました。

姫が浜海水浴場。手前の石にノミの跡があるので、残念石的な何かかな。

干潮時は向こうに渡れるそうですが、今は無理そう。

ほぼ満開の桜を見ることが出来ました。海と桜の組み合わせもいいですね。

島をざっくり1周して最後は大浦集落の山側にある「秦ノ山城跡」へ。

集落の中からここまでずっとミカン畑の中の農道で、すごく狭かったのですが、この大きさの車だと苦にならないです。そんなにトルクがある感じはしなかったので、普通の車と混じっての峠越えは厳しいと思いますが、交通量の少ない農道をのんびり走るなら、このくらいがむしろいいかも。

大浦港に車を返して大浦集落を散策。シブい商店がありました。

お昼は集落内のスーパーで、

適当に総菜を購入して、港の公園で食べました。

カーシェアの料金は15分220円で、2時間4分借りたので、220×9=1,980円に330円の安心Wプラン(免責+NOC)を付けて合計2,310円でした。

2,000円ちょっとで、2時間くらい電気自動車の試乗が出来て遊べたと考えると、安かったかも。

大浦港から、中島汽船バスで島の南側の神浦港へ移動。

ここからは中島汽船の高速船「あさかぜ」で怒和島(ぬわじま)へ移動します。650円に急行料金が310円かかりました。

12時06分に神浦を出港、二神島と津和地島に寄って、怒和島東側の上怒和港に12時41分に到着しました。もう一つの港に移動しながら島を散策します。

上怒和集落。いい街並みですね。

海がキレイで思わず一枚。

お地蔵さん。ニッコリ笑顔がカワイイ。

怒和小学校は休校とはなっていますが…

一応ここは県道ですが、ヒジキ干しのブルーシートが1車線をふさいでいます。フリーダムですね。

網の囲いはイノシシ対策かもしれません。

ゆっくり歩いて小1時間で島西側の元怒和集落に到着。こちらも穏やかでいい感じの集落です。

元怒和港に着いたのですが、切符売り場が見当たりません。まわりにもそれっぽい場所はないけどまあ何とかなるかと待っていると、

船が着く20分くらい前におばあちゃんが来て、港の隅っこに停まっていたサンバーのドアを開けました。

切符売り場はここでした。おばあちゃんから三津浜までのチケットを購入。

元怒和港14時38分発中島汽船のフェリー「じんわ」に乗船。

津和地島、

二神島に寄って、神浦港へ。

神浦港を出たところで入れ替わりに高速船が入港していきました。

最後は釣島に寄って、中島汽船が寄港する7つの島に全て立ち寄りしました。

前日までは中島を散策後、大浦から行きに乗った船で戻って、睦月島か野忽那島を散策しようと思っていたのですが、全部の島に寄れそうということがわかって急遽ルートを変更しました。

16時半頃、9時間半ぶりに三津浜港に戻りました。

ちょっと早い夕食は、三津浜のソウルフード「三津浜焼き」を食べようと、港近くの「みよし三津店」へ。

シンプルなメニュー。ここは「肉玉台付そば」で。

薄い生地の上にもやしたっぷり焼きそばを載せて、

ひっくり返す。

「マヨネーズはどうする?」「ちょうだい」

小袋で渡されたので、上にトッピング。ちょっとかけ方が適当すぎた笑

伊予鉄の他に三津まで別の鉄道も走ってたんですね。時間がないので跡を辿ることはなかったのですが、またそのうちに。

ここからは三津の渡しで対岸へ。

対岸まで近いですね。

乗船は無料です。特に時刻表的なモノはありませんでした。

港山駅から伊予鉄で大手町駅へ。

歩いてJRの松山駅に行って、お土産購入。

路面電車で松山市駅に来ました。

東予港行きのバスまで時間があるので、

駅近くの「坊っちゃん列車ミュージアム」を見学。

みんな大好き北海道物産展。3週間連続開催って長くない?

四国オレンジフェリーの有料送迎バスで東予港へ。

ここをキャンプ地とする。四国オレンジフェリーのデラックスシングルは、部屋が広くておトク感があります。このクラスでアウトサイドに部屋があるのは珍しいですね。

御船印も購入。購入時は船印帳とチケット持参で一人1枚までと、少し厳格な対応をしていたのが印象的でした。

大阪南港には6時に到着しますが、8時まで船内休憩が出来ます。

この日は特に急がないので、南港に着いてからレストランで朝食を食べました。ポンジュースが付くのが嬉しい。

こちらは8時までなら何時に降りてもいいので、7時半過ぎに下船。

ニュートラムから大阪メトロ・阪神電車を乗り継いで、そのまま実家に戻りました。

この日は実家で用事があったので、特にどこにも行かず。近所のスーパーに関西のお土産を買いに行ったら、北海道フェアをしていてやきそば弁当が山積みになってました。