2024沖縄から北海道へ18日目 福井県大野市~金沢 花の季節

昨晩は「ねこばやし」さんで、楽しくお話が出来ました。

宿名由来のねこばやしって多分ここだよね?

「ねこばやし」オーナーより今がちょうど見頃と聞いた、勝原の花桃を見に来ました。

早朝だと空いているとのことで、6時過ぎに宿を出て、6時半頃に到着しました。

通常は少し離れた臨時駐車場からシャトルバスで見に来るらしいですが、早朝なので勝原駅に車を停めて散策。

越美北線勝原駅のすぐそばなので、列車と絡めた写真を撮りに来る人が多いとのことです。

期間中の土日は、越美北線に臨時列車が出るくらい人が来るらしいですが、「ねこばやし」オーナーのアドバイスのおかげで、ほぼ貸切状態でゆっくり見ることが出来ました。

旅宿の存在意義は、旅人さんの旅がよりいい旅になるようにアシストをすることだと思っています。

正直ここに来るまで勝原の花桃のことは知らなかったので、こういうアドバイスをいただけるところが旅宿のいいところだよなぁと、旅人の立場からも実感しました。

大野から永平寺町を経由して、国道364号を山中温泉方面に向かうと、ちょっと懐かしめの日本石油の看板がありました。

この看板の先を左折して、「もしかしたらしだれ桜が見頃かも?」と、宿でもう1ヶ所おススメされた坂井市丸岡町竹田の「たけくらべ公園」へ。

残念ながら、しだれ桜はほんの少し遅かったかもしれません。

その代わりに駐車場の八重桜がほぼ満開状態でした。

坂井市内に入り、福井のローカルスーパー「PLANT」へ。

食品がどれも安いな~と思いながら店内を探していましたが、お目当ての品がありません。もしかしたらと思って表に出たら、山のようにありました。PLANT限定の「ペヤング ヨーロッパ軒総本店監修 福井名物ソースカツ丼風やきそば」。

七重浜に帰ってから実食しました。カツが駄菓子屋さんでよく売ってる「BIGカツ」を小さくしたような見た目と食感で、これはこれでアリなのですが、おそらくヨーロッパ軒で食べるソースカツ丼とは相当乖離がありそうな感じはしました。インスタント食品にカツを入れる限界が見えたような気がします。

三国港駅の前を通ると、ちょうど電車が停まっていたのですが、奥に古そうな橋が見えます。

近くまで行くとレンガが「ねじりまんぽ」に積まれていました。そばにあった説明板によると福井県で「ねじりまんぽ」積みのレンガはここだけだそうです。

東尋坊まで来ました。駐車場が、お土産屋さんの「無料だけどお土産買っていってね」駐車場しか見当たらず、結局一番奥のお土産屋さんの駐車場に停めました。まあ仕方ないかと思ってお店を見たら閉まっていたので、戻ってから何か買うかと遊覧船乗り場へ。

「東尋坊遊覧船」の御船印は2種類あったので、とりあえず両方購入。

乗り場まで結構降りていくのね。

東尋坊の北側にある雄島。柱状節理マニア歓喜。

乗り場近くの大池という25mの絶壁に囲まれた場所には、奥まで入っていきます。

ライオン岩。言われればそう見えるかも?

約30分で船を降りて、周辺を散策。

謎に精巧なジオラマ。

さっきの大池を上から。柵も何もないのでこれ以上海際には行けませんでした。

駐車場に戻っても土産屋さんは閉まったままだったので、このまま出発しました。

お昼は、県道沿いで通りがかった「海族船」で海鮮丼。これで1,550円はちょっとお安めかも。

福井県と石川県の県境にある「越前加賀県境の館」へ。

県境の館がある吉崎の集落は、集落の中を県境がウネウネと通っていて、県境好きとしては一度は見ておかねばと来てみました。

左のモニュメントは、毎年両県の代表が綱引きで陣地を取り合うというお祭りで加賀国が勝ったので、1m越前側に県境が広がったことを示しているそうです。静岡と長野でも、綱引きで県境を動かすお祭りをしていたような記憶があります。

時間があれば集落の中も見ようと思ったのですが、この県境表示を見たら満足したので、県境の館のおばちゃんに勧められた「吉崎御坊跡」へ。

浄土真宗の祖、蓮如上人が北陸での布教の拠点にした場所らしいです。誰もいない公園に八重桜が咲いていて、落ち着いた雰囲気でいいですね。

小松空港近くの「石川県立航空プラザ」へ。

これを見に来ました。旧政府専用機の貴賓室。

GLAYジャンボの模型。まわりの飛行機の塗装も懐かしいですね。

飛行機の側面に描かれたステンシル文字で描かれた表示は、いつ見てもカッコいいと思う。

小松市内に入り、「こまつの杜」へ。

コマツ歴史館で展示を見ていると、「もうすぐ油圧ショベルのバケットを動かす実演があるので駅前へどうぞ」と言われ、駅前広場へ。

駅前広場には巨大ダンプカー「930E」と、

巨大油圧ショベル「PC4000」が置かれていました。

本来は油圧で動くのですが、実演は電気で動かすのでゆっくりとバケットが上がりました。

両マシンとも、操縦席に入れる体験が出来るらしいので、ダンプのほうに少し並んで着席。

チリの鉱山で使われていたものを移設したマシンなので、表示はスペイン語です。

一応サイドミラーはありますが、真下などは全然見えないので、死角だらけでかなり怖いですね。

白山市の「トレインパーク白山」へ。

有料コーナーは、専門的な説明が多めでした。

北陸新幹線の白山総合車両所の隣にあるので、車両所の中を見学できるデッキもあります。

こういうの北海道新幹線でも作らないかなぁ。北海道新幹線の「JR北海道 函館新幹線総合車両所」は新函館北斗駅からもそう遠くないので、活用しないのはもったいない気もします。

5階の展望デッキはだれでも無料で入れます。

この日のキャンプ地「金沢シティホテル」にチェックイン。

宿から歩いて「チャンピオンカレー近江町店」に行ったのですが、今日は閉店の札が!Googlemapでは開いてることになっていましたが、実際はお昼のみの営業だったようです(今はGooglemapも修正済)。

もう舌がカレーになっていたので、ここから行きやすいチャンカレのお店はと探して、15分くらいバスに乗って玉鉾店へ向かいました。

ここは定番のLカツカレーで。

カレーってフォークでも普通に食べられるんですね。